小池知事が失う「都議会与党」の座・・・

日刊ゲンダイDIGITAL

【転載開始】

■リコール運動も着々 小池知事が失う「都議会与党」の座

 2017年10月18日


 逆風吹く「希望の党」。

小池百合子代表は国政と都政の

「二足のわらじ」批判にさらされているが、

選挙終了後、「国政」のわらじを脱ぎ捨てても、

すんなりと「都政」に戻れそうもない。


 既に、ネット上では小池都知事のリコール(解職)

を求める署名活動が行われている。

地方自治法によると、リコールを請求するには、

東京の有権者約1132万人のうち約150万人の

署名が必要。

請求が実現した後、住民投票により解職の是非が

問われることになる。

実現のハードルは高いが、「都政軽視」で小池知事の

イメージは凋落。

都民による“小池おろし”が加速する可能性は十分に

ある。


■民進都議の合流話は立ち消え必至


 さらに、都議会も「知事与党」の崩壊が近づいている。

今月初旬、音喜多駿都議ら2人が「都民ファーストの会」

を離党。

当時、小池知事は「2人は離党したが、新たに

(都議会民進党から都Fに)入りたいというお願いが

来ている」と強がっていた。

しかし、そのもくろみも外れそうだ。

民進都議らは現在、衆院選で立憲民主党などの候補者

の応援に注力。

求心力が低下する“小池一派”に合流する気は

「さらさらない」というのだ。


 「議会運営上、都Fへの合流が検討されたのは

事実だが、あくまで検討事項。決定事項は何も

ありません」(都議会民進党関係者)というから、

合流話は立ち消えになる可能性が高い。

確かに、「排除の論理」で民進党をぶっ壊した小池知事の

もとに民進都議が合流するとは思えない。

むしろ、「都議選で都Fに合流した元民進都議らが、

都Fを割って出る可能性が高まっている」(都政関係者)

というのだ。


 都民から見放され、都議会でも「与党」を失いそうな

小池知事。

今さら都政に戻っても、座る“席”はないだろう。

中央大学教授の佐々木信夫氏(行政学)はこう言う。


 「知事でありながら、国政に手をかけたことで、多くの

都民は不信感を抱いたのではないか。リコール成立は

ハードルが高いとはいえ、署名運動が広がっていく

可能性は考えられます。『小池都政』の勢いがなくなれば、

都議会でも都Fを出ていく議員が続出することもあり得る

でしょう。そうなると、都Fには経験が浅い1年生議員ばかり

になり、小池都政は不安定化する恐れがあります」


 いよいよ、都政を“踏み台”にしたツケを払わされることに

なりそうだ。


【転載終了】

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 不用意なたった一言が、

崩壊のきっかけになってしまいましたね。


 逆に、あれだけ嘘発言や不用意な発言がある

安倍首相がこれだけ長くいられるのも不思議ですが。


 ただ、安倍首相の場合は、本人が事実と違う嘘と

思ってない節もありますかね?


 希望の党の失速を一番喜んでいるのが、

息子二人が落選危機だった石原新太郎氏だそうです。


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