立憲民主に流れた学会票・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■立憲民主に流れた学会票…公明「比例票700万割れ」の衝撃
2017年10月26日
公示前の35議席から6議席減という敗北に
終わった公明党。
それ以上に党内に衝撃が走っているのが、
比例の獲得票数だ。
今回、公明が比例の全ブロックで獲得した
合計は697万票。
衆院選の比例ではじめて700万票を割った。
自公に大逆風が吹き、8つの選挙区で全敗した
09年衆院選でさえ、比例では805万票を獲得
していたのに、である。
「投票日は悪天候でしたが、期日前投票を含め
確実に投票されるのが公明票。天候は関係ない。
自民候補の多くも選挙区で『比例は公明』を徹底
していました。それでも700万割れです。“自民の
非協力”ではなく、公明の支持母体である創価学会
の集票力が目に見えて衰弱しているのです」
(政界関係者)
現役の創価学会員がこう言う。
「今回の選挙では、立憲民主に投票した学会員も
いました。理由は、公明党の変節です。安保法賛成
だけでなく、共謀罪、モリ・カケ問題など、今の公明党
には平和や公正を求めたかつての姿はない。少なく
ない学会員が、不満をくすぶらせていました。そんな中、
選挙で立憲民主が訴えた『平和』や『草の根』はまさに
学会員が政治に求めるものだった。それに犬猿の仲
である共産ではなく、立憲民主なら抵抗なく投票できる。
今回は急な解散だったので、今まで通り公明に入れた
学会員がほとんどでしょうが、今後の公明の対応次第
では、次期選挙で立憲に流れる票がさらに増えるはず
です」
公明の斉藤鉄夫選対委員長は敗因を
「準備期間が短かった」と分析しているが、逆だ。
時間がなかったから、この程度の逃げ票で済んだ
のである。
公明の敗北に頭を痛めているのが安倍首相だ。
安倍首相は19年の参院選までに改憲の国会発議を
行い、参院選と国民投票のダブルをもくろんでいる。
参院選の後では、3分の2を失う恐れがあるからだ。
しかし、公明が「改憲」に抵抗する可能性が高いという。
政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。
「もし、公明が安倍首相の“9条改憲”に協力したら、
学会員から完全に見放され、次の参院選で壊滅的な
敗北を喫す可能性があります。参院選を考えたら、
簡単に“9条改憲”には乗れないでしょう」
公明は安倍首相と心中するのかどうか。
【転載終了】
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選挙中に、山口那津男氏が演説で「なっちゃんです」と
言ったので、「お前はオレンジジュースか」と突っ込みを
入れたら、妻に大うけ!(笑い
どうも、学会の婦人部が選挙に熱心ではなかったという
感じのようです。
婦人部が安倍首相に反発していることが要因ではないか、
との分析があるようです。
学会の婦人部にも不評なんですかね?
何れにしろ、いまだかつてないような状況であり、
公明党執行部もショックなのでしょう。
平和の党を標榜しているのに、集団的自衛権などに
賛成したことが婦人部の反発を招いたのでしょうね。
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