連騰相場の主役 米ブラックロックが買い漁った「63銘柄」・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■連騰相場の主役 米ブラックロックが買い漁った「63銘柄」
2017年10月28日
株式市場は、史上初の16連騰に沸いた。
25日に連騰記録は途切れたが、26日は再び
上昇に転じ、日経平均は前日比32円高の
2万1739円で引けた。
「連騰相場を牽引したのは海外勢です。その海外勢は
衆院選の与党勝利で、アベノミクスは継続されると判断
しています。この先も、日本株を一段と買い進む可能性
は高い」(証券アナリスト)
26日、東証が公表した10月3週(16~20日)の
投資部門別売買動向によると、海外勢は4452億円の
買い越し。
4週連続の買い越しで、合計額は約1兆7640億円に
達した。
「なかでも投資ファンドの米ブラックロックに注目が
集まっています。実は、このファンドは日本株の保有額
でトップ3に入る巨大さなのです」(市場関係者)
日本株保有のトップは
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)で、
保有額は約47兆6000億円(2017年6月末)。
その次がブラックロックだ。
「およそ26兆円(6月末)を保有しているといわれます。
金融緩和でETF(上場投資信託)を買い続ける日銀は、
現在、20兆円程度です。ブラックロックは日銀を上回る
第2位株主ということになります」
(経済ジャーナリストの小林佳樹氏)
巨大外資はどんな株を買い漁っているのか。
今年4月以降に出された大量保有報告書などを参考に、
5%以上を保有する会社を調べると、アステラス製薬
(8.41%)やJR九州(8.40%)、味の素(7.40%)、
三菱ケミカルHD(7.20%)など日本を代表する優良企業
がズラリと並んだ(別表参照)。
主な企業だけで63社。しかも1社(中村超硬=マザーズ)を
除き東証1部だ。
日経平均の採用銘柄(全225銘柄)は39あった。
「日経平均が上昇した理由のひとつは、ブラックロックによる
『買い』という指摘があります。安倍首相が9月に訪米した際
には、米投資会社の幹部を集めた朝食会を開いています。
その会には、ブラックロックのフィンクCEOも出席しています」
(金融関係者)
当時、安倍は
「日本に興味を持って投資をしていただければ幸い」と話している。
市場が騒ぐ「日経平均の年内2万3000円」を信じるなら、
ブラックロック銘柄に乗る手はあるかもしれない。
【転載終了】
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典型的な官製相場ですが、いつまで続けられるかでしょう。
いつかは手仕舞いしなければなりませんが、
副作用がとてつもなく大きいような気がします。
個人的には、止めるのではなく、
止められなくなってしまっているように思うのですが?
また、スペインのカタルーニャ州が独立を宣言し、
スペイン政府と全面的に対立が決定的になり、
その影響がユーロ暴落となって表れてきたようです。
北朝鮮危機もあり、一気に円高に進むかも?
万一、ブラックロックが株を一気に放出してきたら、
GPIFと日銀で買い支えなければなりません。
もうドツボにはまっているような・・・
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