日本「資金調達」77位 世銀が“黒田バズーカ砲”にダメ出し・・・

日刊ゲンダイDIGITAL

【転載開始】


■日本「資金調達」77位 世銀が“黒田バズーカ砲”にダメ出し

  2017年11月9日


 日本経済の実態と金融無策が暴かれた――。

事業のしやすさを評価した世界銀行の

「ビジネス環境の現状2018」。


 日本は190カ国・地域中、総合34位に終わった。

安倍政権が掲げる「20年までに先進国で総合3位

以内」との目標は赤信号だが、それ以上にダメ出し

を突き付けられたのが、アベ・クロの異次元金融

緩和だ。


 報告書は、各国・地域を起業手続きや資金調達環境

など10項目でランク付け。

日本は「起業のしやすさ」が106位、事業資金調達の

しやすさを表す「資金調達」は77位と大惨敗を喫した。


 安倍首相と日銀の黒田総裁は「黒田バズーカ砲」と

称し、異次元の量的・質的緩和を実行。

4年以上も世の中に出回る資金量を徹底的に増やし

続けてきた。

お金がジャブジャブなのに、日本で起業したい人は

「お金を借りにくい国」だと感じているのである。


 金融ジャーナリストの小林佳樹氏が言う。


 「今の銀行幹部は90年代に不良債権処理を経験し、

焦げつきにトラウマを持っています。担保やブランドが

ないと貸さない体質が染みついていて、信用も財産も

ない起業家には相変わらず冷たい。ないならともかく、

そこにお金があり余っているのに貸してくれないのです

から、起業家は銀行にカンカンですよ。世銀の調査は

現場の実感を捉えていると思います。日銀も実態を

しっかり直視すべきです」


 お金を注げば、誰かが借りる――

こんな上からの金融政策はもうゴメンだ。


【転載終了】

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 内閣府も日銀も景気は良いとしているが、

国民は景気が良いという実感がない。


 結局、リフレ理論提唱者の教授が間違いを認め、

リフレ理論を撤回しているのに、日本はリフレリ理論

である「アベノミクス」の失敗を認めないから、

いつまでも実体経済の良さが実感できないのでしょう。


 銀行もマイナス金利で収益が悪化し、

低利住宅ローンから撤退を表明しています。

さらに、今後のAI化での人員削減まで提示しています。


 これで、景気が良くなるはずがありません。


 安倍続投に黒田続投は、

日本経済への不安が半端ないですよね。


 つくられた株高をもう5年も続けています、

いつ破綻してもおかしくはないような気がします。


 ジム・ロジャースの予言、

「日本経済をクラッシュさせた男、安倍晋三」。


 現実にならなければいいのですが・・・


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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