ステルスオミクロンより強毒な「デルタ変異」国内に出現!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ステルスオミクロンより強毒な
「デルタ変異」国内に出現!
3月「第7波」襲来の可能性
公開日:2022/01/28
オミクロン株が猛威を振るい、27日も
全国の新規感染者数は7万8931人と、
過去最多を更新した。
この「第6波」は来月上旬にもピークを
迎えて、収束に向かうという見方がある
が、まだ安心はできそうにない。
早くも「第7波」が発生する可能性が
高まっているからだ。
新たな変異株の存在が2つも明らかに
なった。
◇ ◇ ◇
現在、デンマークで感染拡大しているの
が、「ステルスオミクロン」と呼ばれる
従来のオミクロン株の亜種だ。
オミクロン株より感染力が強く、デンマーク
では急速に置き換わりが進んでいる。
デンマークの「国家血清研究所」の研究者、
アンダース・フォムスガード氏は、
従来のオミクロン株に感染した人が亜種に
再感染する恐れがあると指摘、感染拡大の
ピークが2回ある可能性に触れている。
デンマークのみならず米国やフランス、
インドなどで感染例が確認され、日本でも
27例見つかっている。
京都大の西浦博教授(感染症疫学)の分析に
よると、従来のオミクロン株より感染力が
18%高いという。
■すでに国内で確認
さらに衝撃的なのは、オミクロン株より
毒性の強いデルタ株の変異株が、国内で
発生していることだ。
東大先端科学技術研究センターの児玉龍彦
名誉教授がアドバイザーを務める
「新型コロナウィルス抗体測定協議会」の
23日付のリポートによると、昨年12月中旬
から東京を中心に発見されているという。
感染力や重症化率などはまだ不明だが、
協議会は〈懸念すべき状況〉と警鐘を鳴ら
している。
デルタ株といえば、昨夏の「第5波」で
牙をむき、多くの死者を出した。
約2カ月にわたり、連日、数十人の死者が
発生。
高齢者のみならず、30代以下の世代でも
死者が出た。
自宅で亡くなる例も続出した。
もし、デルタ変異株も同じような強毒性なら、
恐ろしい話だ。
■WHOは「今年に終えられる可能性」
世界保健機関(WHO)のテドロス事務
局長は今月24日、2020年1月末に宣言した
「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急
事態」について、「今年に終えられる可能性
がある」と表明。
もし、今年でコロナ禍が落ち着くならば結構
なことだが、2つの変異株の存在は不気味だ。
置き換わりが進み「第7波」の襲来はあるの
か。
昭和大医学部客員教授の二木芳人氏
(臨床感染症学)はこう言う。
「ウイルスは複製の際にエラーが起きること
がままあるので、亜種の発生は不思議なこと
ではありません。注意しなければならないの
は、亜種がどのような特性を持っているのか、
ということです。今回のオミクロン株の亜種
が従来株から置き換わり、第6波の『山』を
大きくする恐れがあるでしょう。また、オミ
クロン株の次の変異にも要注意です。今後、
第7波が発生することが考えられますから、
まだまだ油断は禁物です」
20年1月にコロナが国内で初確認されて以降、
第1波は一昨年3月に、大阪府で医療崩壊を
招いた第4波は昨年3月に発生した。
第7波襲来は2カ月後かもしれない。
【転載終了】
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なんか、「ほんとかよ」と言うほど、
いろんな変異種が出てきますね。
コロナウィルスの変異は止まるところ
を知らず、変異を繰り替えしていますが、
いつになったら収まるのでしょうか?
とんでもなく、やっかいなウィルスで
すね。
このまま行けば、医療崩壊どころか、
経済崩壊も起こしかねませんね。
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