小池百合子、前原誠司の失脚の裏に米国政府・・・!?

週刊朝日

【転載開始】

■小池百合子、前原誠司の失脚の裏に米国政府

 在米日本大使館の内部文書入手


 ゴルフ、最高級鉄板焼き、米兵器の“爆買い”と

トランプ大統領の“貢ぐ君”と化した安倍晋三首相。

だが、その裏で米国を巻き込んだ憲法改正、

野党分断などの日本改造計画が着々と進行していた。

本誌が入手した在米日本大使館の報告書に記された

米国の本音とは──。


* * * 

 訪日中のトランプ米大統領は

「日本は極めて重要な同盟国だ」と述べ、

安倍晋三首相との5回目となる首脳会談に6日午後、

臨んだ。


 安倍首相も「日米同盟の絆をさらに確固たるものに

していきたい」と応じたが、11月に発足した

第4次安倍内閣の本丸はズバリ、憲法改正だ。


 政府筋は「安倍官邸は単なる9条3項の自衛隊の

明記にとどまらず、『国際平和に貢献するために』という

文言を付記して、自衛隊が海外で自由に集団的自衛権

を行使できるという解釈にしたい」と明言する。


 元外務省国際情報局長の孫崎享氏も

「米国が求めるように自衛隊を海外派遣できる環境

づくりに北朝鮮の存在は絶好のチャンス到来だ」との

見解を示す。


 総選挙後、在米日本大使館がまとめた内部文書を

本誌は入手した。


 《改憲勢力が発議可能な3分の2を確保した総選挙結果

は米国には大歓迎の状況だ。むしろ米国が意図して作り

上げたとみていい。民進党を事実上、解党させて東アジア

の安全保障負担を日本に負わせる環境が改憲により整う

非常に好都合な結果を生み出した》


 そして《日本が着実に戦争ができる国になりつつある》

と分析。こう続く。


 《米国には朝鮮有事など不測の事態が発生した時に、

現実的な対応が出来る政治体制が整う必要があったが、

希望の小池百合子代表が踏み絵を行ったのは米国の

意思とも合致する》


 前出の孫崎氏は、16年6月に撮影されたラッセル国務

次官補(当時)と森本敏元防衛相、小野寺五典防衛相、

前原誠司前民進党代表、林芳正文部科学相、

西村康稔官房副長官、自民党の福田達夫議員、

希望の党の細野豪志、長島昭久両議員、JICA前理事長

の田中明彦氏らが安全保障について話し合った国際会議

「富士山会合」の写真を示しつつ、こう解説する。


 「米国の政策当局者は長年、親米の安倍シンパ議員

や野党の親米派議員らに接触、反安保に対抗できる

安全保障問題の論客として育成してきた。その結果、

前原氏が民進党を解体し、同じく親米の小池、細野、

長島各氏らが踏み絵をリベラル派に迫り、結果として

米国にとって最も都合のよい安倍政権の大勝となった」


 安倍官邸は圧勝した総選挙で、いかにも日米同盟に

よって北朝鮮問題が解決するかのような幻想を振り

まいたが、先の在米日本大使館の報告書には“本音”

と思われる記述もあった。


 《むしろ、心配な点はイラク戦争に向かった当時と

現在の朝鮮有事とでは、比べようがないほど米国民

は関心がない。日本や韓国が(軍事)負担を負うこと

が確実にならない限り、米国は軍事行動には踏み

切れないのではないか》


 安倍首相はトランプ氏との“蜜月”を武器に来年秋の

総裁選3選を確実にさせ、「当初の東京五輪勇退の

意向から、21年9月の任期いっぱいまで政権を全うする」

と周辺に強気に語っているという。


 11月10日にも加計学園の獣医学部新設が認可され、

安倍首相の「腹心の友」である加計孝太郎理事長が

会見する段取りだという。


 「森友問題は近畿財務局のキャリア官僚の在宅起訴

で手打ちとし年内に両疑惑ともに終息させるつもりです」

(官邸関係者)


 そして18年中に国会で改憲発議、19年春には消費増税

先送り表明、同7月に参院選と同日の改憲国民投票の

シナリオを描いている。


 米国の共和党系政策シンクタンク勤務経験もある

外交評論家、小山貴氏はこう怒る。


 「こんなときにトランプ氏とのんきにゴルフをしている

安倍首相自体、リーダーとして世界の嘲笑の的です。

安倍政権は日米同盟を堅持するため、憲法9条をいじり

改憲で自衛隊を海外派遣したいのでしょうが、政策の

優先順位が違う。国民生活無視の政治を続けるなら

即刻辞めるべきだ。国民を馬鹿にするのもいい加減に

してほしい」

(本誌・村上新太郎)

※週刊朝日  2017年11月17日号より加筆


【転載終了】

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 戦後70年に及ぶ自民党政治は何のために続いたのか。


 国民に考えることをさせないように洗脳して、

無知な国民をつくるためです。


 しかし、ネットが発達し、情報を集められる環境ができ、

僅かではあるが疑問を持つ国民が出始めてきています。


 トランプ大統領を無条件に歓迎している国は

日本だけでしょうね。


 各国で反トランプデモが起こっているのに。

(アメリカファーストのトランプ氏はシオニスト)


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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