痛々しい林文科相の記者会見・・・

田中龍作ジャーナル

【転載開始】


■「国家の崩壊」加計認可 痛々しい林文科相の記者会見


 林芳正文科相は、きょうの定例記者会見で、

大学設置審が加計学園・今治獣医学部の

設置を可とする答申をしたことを発表した。


 林大臣は「答申を尊重して速やかに(手続きを)

進めて行きたい」とした。

スケジュール感について記者クラブ幹事社から

聞かれると「学生の募集をはじめ大学側の受け

入れに大きな影響を与えないようにしたい」

と答えた。


 来週早々(13~14日)にも認可を公表するものと

見られる。


 記者会見では、黒を白と言い含める国会答弁が

再現された。

記者から質問が飛ぶと随行の事務方たちは必死の

形相で資料をめくり、大臣にメモを差し出した。


 大臣はメモを棒読みした―

「4項目を満たしているかを確認したものではなく

4項目を踏まえて進められた加計学園の構想と

適合しているか、どうかを確認している。したがって

本年1月までの国家戦略特区のプロセスが覆るもの

ではない」


 一見意味が通っているようで、頭が腸ねん転を

起こしそうなくらい意味が分からない。

東大法、ハーバード卒の林大臣は、今ごろ強烈な

頭痛に見舞われているのではないだろうか。


 記者クラブ以外では田中が指名されたので質問した。


 「大学の理事長が開学の精神を地元に説明できない

ような大学を認可する・・・これは文科大臣として歴史に

汚点を残すことになりはしないか?」と。


 大臣は「理事長やその関係者の方々が説明しておられ

ないということは私としては確認できておりません」

として、あくまでも審議会の答申を尊重する姿勢を

崩さなかった。


 「今治市教育委員会の許可を取らずに野間馬が

実習用に使われようとしている。文科行政が蔑ろに

されたことにはなりはしないでしょうか?」とも質問した。


 大臣は「(事実を)承知していないので、確認が

取れればしっかり対応していきたい」とかわした。


 官僚も安倍暴政の犠牲者だが、文科大臣も痛々

しかった。

福田康夫元首相が「国家の破滅に近づいている」と

言ったが、その言葉をまさに実感させる

「加計認可答申」の記者会見だった。


【転載終了】

**************************


 地元では、林氏のほうが安倍氏より信用があるそうですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000