吉村・松井“維新コンビ”で大阪パンデミックが加速!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■吉村・松井“維新コンビ”で

 大阪パンデミックが加速!

 コロナ新規感染者数データもデタラメ

 公開日:2022/02/05


 大阪府が悲惨だ。

新型コロナウイルス第6波による感染爆発

で保健所業務は逼迫し、新規感染者数の

計上漏れが判明。

4日の府内の新規感染者数は積み残されて

いた2921人を含め1万3561人に上った。

全国ワーストの惨状を再び招いた

“維新コンビ”こそつける薬ナシだ。


 ◇  ◇  ◇


 大阪市内の新規感染者数のデタラメが

判明したのは3日。先月26日~今月2日の

8日間に計約1万2700人分の報告が漏れて

いた。

漏れ分を加算した3日の感染者数は

1万9615人と過去最多を更新。

保健所は完全にキャパオーバーだ。


 「大阪府は保健所をバックアップするた

め、自宅療養者向けに24時間対応のコール

センターを設置しましたが、業務逼迫の

解消に役立っていません。コールセンター

で対応しても、スタッフは保健業務のプロ

ではないので、結局マニュアルに従って

『保健所からの連絡を待って』と答えてし

まう。その苦情が保健所に来ることもあり、

本来の業務をさらに圧迫しているのです」

(府内の保健所関係者)


■また全国最悪


 医療提供体制もギリギリだ。

4日時点の病床使用率は軽症・中等症用で

85%、重症用で17.3%。全体では74%に

上り、第4波の時と同じく、全国でも最悪

の感染状況に陥っている。


 「札幌医大フロンティア研ゲノム医科学」

のデータ(4日時点)によると、

人口100万人当たりの「新規感染者数」

(直近7日間の増加)、「重症者数」

(7日間平均)、「入院・療養者数」

(7日間平均)は全国ワースト。

「死者数」(直近7日間の増加)はワースト

2位となっている。


■もはや投げやり


 この惨状を加速させているのが、

吉村府知事と松井市長の“維新コンビ”だ。


 吉村知事は関西ローカルの正月特番で

「大阪の希望」「大阪ではスーパースター」

ともてはやされていたが、その手腕はいま

だに発揮されていない。

4日の会見では死者数増加を問われ、

「(入院している)高齢者は元気な高齢者と

いうよりは、もともと疾患をお持ちの方が

多い」とウダウダ釈明。

府内の死者17人(3~4日)のうち、

基礎疾患があったケースは14人に上るもの

の、だからといって「しゃあない」ことに

はならない。


 松井市長に至っては「(市民の)一人一人

が専門家の意見をしっかりと受け止めて感染

対策を講じるしかないんじゃないですか?」

(3日の会見)と、投げやりモード全開だ。

保健所の逼迫についても、「100%対応せえ

と言われても、人材も含め持ってる資源の中

では非常に厳しいと思います」と開き直る

始末だった。


 松井市長は感染拡大への準備不足を棚に

上げた揚げ句、保健所が陽性者の体調を

聞き取る「ファーストタッチ」について

「40代以下の重症化リスクの低い人」を

対象外とすることを決定。

あまりに無責任ではないか。


 昭和大医学部客員教授の二木芳人氏

(臨床感染症学)はこう言う。

「正直、打つ手なしなのでしょう。大阪に

限らず、大都市圏の感染状況はすでに緊急

事態です。医療体制が逼迫している以上、

重症化リスクの高い人にリソースを回さざ

るを得ないとはいえ、医療放棄のそしりは

免れない。子どもの感染が増え、感染源と

なっているのだから、休校措置などの感染

拡大防止策はまだまだ打てるはずです」


 白旗状態の松井市長はオミクロン株を

「インフルと比べて命に関わるような症状

ではない」と公言してはばからない。

一方、吉村知事は「インフルと同じとは

思っていない」。


 この府市の真逆の認識こそ“維新コンビ”

が嫌う「二重行政」じゃないか。

なるほど、全国最悪なワケだ。


【転載終了】

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 前記事の、ネットゲリラ氏の指摘が

正しいのかも。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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