問われる野党の存在意義 ・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■問われる野党の存在意義

 地方の首長選で惨敗続き・・・維新を

 喜ばせてばかり

 公開日:2022/02/23


 目も当てられない結果だ。

20日投開票の東京・町田市長選の

開票作業は深夜に及び、5選を果た

した現職の石阪丈一氏(74)は

結局5万3323票を得た。

問題は野党統一候補の得票の低さだ。

立憲、共産、れいわ、社民などが

推薦した地域活性化コンサルタント

の清原理氏(63)の獲得票数は

2万2781。石阪氏の半分に満たない。


 立憲の小川淳也政調会長が応援演説

で地元入りしたほか、落選中の

辻元清美前衆院議員も事務所を激励。

野党統一の都知事候補だった

宇都宮健児弁護士も推薦人に名を連ね

るなど、決して“捨て戦”ではなかった。


 また、前回は自民などが支援した

石阪氏に対し、今回は昨年まで自民都議

を5期務めた吉原修氏(66)が立候補。

自民党本部は両候補に推薦を出さず、

保守分裂に。

野党はますます有利なはずだったが、

3万1011票を得た維新公認で、

都民ファーストの会を離党した元都議の

奥沢高広氏(39)にも及ばなかった。


 いくら清原氏の知名度が低く

「人柄も評判も悪い」(地元関係者)と

散々な人物だったとしても、

そんな統一候補しか擁立できない野党に

責任がある。

「惨敗」と言わざるを得ないのだ。


■長崎県知事選も・・・


 同日の長崎県知事選は、維新と自民党

県連推薦の元厚労省医系技官の大石賢吾氏

(39)が初当選。

わずか541票差で敗れた現職の中村法道氏

(71)に多くの自民県議が支援に回った

激しい保守分裂選挙で、野党は埋もれっぱ

なし。

無風だった過去2回と同じく、立憲と国民

両県連は現職支持の“相乗り”でお茶を濁す

体たらくだった。


 「勝敗を決したのは、現職大臣の金子原

二郎農相と谷川弥一衆院議員の県連重鎮2人

が、大石陣営に付いたこと。4期目を目指し

た中村県政に不満を募らせた結果です。それ

でも国政政党で唯一、大石氏を推薦した維新

の面々は『ウチの候補が勝った』とドヤ顔で

すけどね」(政界関係者)


 維新を喜ばせるだけの野党に存在意義は

あるのか。

今夏の参院選がますます心配だ。


【転載終了】

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 若い世代が「日本の未来に希望はない」、

としていますが、我々の世代も既に希望

を失いつつあるかも知れないですね。


 選挙に行ったって何も変わらないという

声が日増しに増えているような。


 このまま、衰退していくのを見守るし

かないのでしょうか・・・


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