安倍外交のツケ 今ごろ慌てて中国「一帯一路」参加の大恥・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■安倍外交のツケ 今ごろ慌てて中国「一帯一路」参加の大恥

  2017年11月20日


 ついに白旗か――。

この5年間、中国を敵視し、「中国包囲網」を

築こうとしてきた安倍政権。

ところが、対応を一変させ、嫌いな中国が推し

進める国家プロジェクト「一帯一路」構想に参加

しようとシャカリキになりはじめている。


 河野太郎外相は18日、「一帯一路」について、

「世界経済にメリットがある」と講演で明言。

さらに、経団連の榊原定征会長など250人の

財界人が、20日から中国を訪問し、

「一帯一路」に対する日本企業の取り組みについて

話し合う予定だ。


 「一帯一路」構想は、習近平肝いりの国家

プロジェクト。

海と陸の2つのルートでヨーロッパまでつなぐ

現代版のシルクロード構想だ。

「一帯」はユーラシア大陸を通ってヨーロッパまで

鉄道を敷き、「一路」は東南アジア、中東、アフリカ、

ヨーロッパまで各地の港湾を整備して海路でつなぐ。

5月に行われた「一帯一路」のフォーラムには、

130カ国以上が代表を送っている。


■トランプ大統領も強い関心


 世界各国が「一帯一路」に関心を強めているのは、

巨額な利益を得られるチャンスだからだ。

中国が整備する陸運ルートと海運ルートにうまく

加えさせてもらえれば、企業の海外展開を加速させ

られる。


 なにしろ「一帯一路」経済圏のGDPは、2400兆円

に達する。

中国と対立しているように見えるアメリカも、加わって

いる。


 「トランプ大統領がビジネスマン出身ということも

あって、アメリカも一帯一路に強い関心を持って

います。9月中旬には、一帯一路で連携しようと

米中の企業関係者50人が北京の高級ホテルで

密かに顔を合わせています。エネルギー、電力、

建設、鉄道…業種はさまざまです。アメリカ側は、

北京のアメリカ大使館が呼びかけたようです。

ヨーロッパでは、ドイツが熱心に動いています」

(外交関係者)


 日本は「このままでは取り残される」と慌てて

動きだした形だ。

しかし、いまから動きだして間に合うのか。


 元外交官の天木直人氏が言う。


 「日本企業は相当な危機感を持っているはずです。

ただでさえ、日本企業は国際競争力が低下している

のに、ビジネスチャンスを逃すことになりかねないから

です。一帯一路の玄関となる東南アジアには、日本

企業の拠点が数多くありますからね。安倍首相は、

世界の動きを完全に見誤った格好です。どうせ一帯

一路に参加するなら、もっと早く動くべきでした」


 安倍外交は、ことごとく失敗している。


【転載終了】

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 トランプ大統領は、中国とASEANが主目的で、

日本へは武器を売りつけるためだけです。


 安倍首相はトランプ大統領との親密さをアピール

したかったようですが、トランプ大統領の中国での

姿勢を見ると、安倍首相は蚊帳の外ということが

表面化してしまいました。


 慌てて、中国との関係改善に動いたという感じです。


 二階氏が「安倍総理大臣は、しっかり、一生懸命

やっている。安倍さんに代わる立派な人がいれば

考えなければいけないが、今、安倍さんより、この

人のほうができると思える人は、なかなかいない」

と発言し、安倍首相の3選を支持すると持ち上げ

てみせました。


 イヤハヤ!


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