プーチン大統領“暴発のカウントダウン”が始まった・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■プーチン大統領“暴発のカウントダウン”

 が始まった ロシア軍の首都キエフ総攻撃

 まで96時間

 公開日:2022/03/11


■【緊急現地リポート】


 ロシアがウクライナに軍事侵攻してから

2週間ーー。

戦況はドロ沼化の一途をたどっている。

これまで両国代表は3度、“停戦交渉”を実施

したが、事態打開の合意には至っていない。

10日行われた外相会談も予想通り、不発に

終わった。

心配なのは、膠着状態に焦るプーチン大統領

が“暴発”する恐れがあることだ。

■「南ウクライナ原発」も標的に

 ロシアのラブロフ外相とウクライナの

クレバ外相は10日、トルコ南部のアンタルヤ

で会談。

両外相による対面での会談は、ロシアによる

ウクライナ侵攻後初めて。

両国との関係が深いトルコが仲介役を務めた。

 交渉継続では一致したものの、肝心の停戦

を巡っては進展なし。

過去3回の停戦交渉と同じく不発に終わった。

 ロシア軍は侵攻の手をまったく緩めていない。

ウクライナ国内で稼働する原発4カ所のうち

2番目の規模を誇る「南ウクライナ原発」の

占拠も狙っているという。

すでに制圧した北部のチェルノブイリ原発、欧州

最大級のザポロジエ原発に続き、「第3の標的」

としているようだ。

 ウクライナの首都キエフ中心部にもロシア軍

は迫っている。

9日にはキエフを北西、西、東の3方向から包囲、

北東でも進軍が確認された。キエフ中心部で

取材を続けるジャーナリストの田中龍作氏がこう

言う。

 「ロシア軍による爆撃が続く郊外に比べ中心部

は静かですが、市民と兵士が協力してバリケード

を築くなど、日に日に警戒感が増しています。

戦車の侵入を少しでも食い止めるためでしょう。

テレビ塔が爆撃された現場まで地元のテレビクル

ーに連れて行ってもらうと、通りを挟んでテレビ

塔の向かいにあるスポーツジムが壊滅的な打撃を

受けていました。ロシア軍による攻撃は、ます

ます見境がなくなってきている印象です」

■「人道回廊」の設置は“最後通牒”

 市民を退避させる「人道回廊」の設置に伴い

キエフを含め6都市で「一時停戦」となったはず

が、戦闘がやまず避難は難航。

「人道回廊」の設置自体、ロシア側が総攻撃に

入る前の「最後通牒」との見方も根強い。

一定の時間が経った後、「市民はすでに退避し

たはずだ」「残っているのは兵士だけだろう」

という理屈で無差別攻撃を浴びせる恐れがある。

 実際、ロシア軍による総攻撃のタイムリミット

は迫りつつある。

 米戦争研究所が8日公表した戦況分析は、

ロシア軍によるキエフ中心部への攻撃を

〈24~96時間以内〉と予測。

 イギリスの国際政治学者で英ロンドン大

キングス・カレッジのローレンス・フリードマン

名誉教授は6日に公表した論考で、ロシア軍に

ついて〈戦力を再投入しなければ、もってせい

ぜい3週間〉と分析した。

つまり戦闘が長引くほど、ロシア側には不利な

のだ。

 となると、ウクライナの抵抗に苛立つ

プーチン大統領が、近いうちに総攻撃を仕掛け

る可能性は否定できない。

それを察してか、ウクライナ側も「NATO加盟」

を棚上げし、ロシアの求める「中立化」に歩み

寄りを見せている。

 国際ジャーナリスト・春名幹男氏がこう言う。

「ウクライナ側は西側諸国の支援を受け、抵抗

する力をつけているので、一定の譲歩を見せつ

つも、ロシアの要求に対して簡単には妥協しな

いでしょう。一方、長期戦に苛立つプーチン

大統領は戦術核兵器の使用を含め、何をしでか

すか分かりません。より徹底的な打撃をウクラ

イナ側に与えれば、戦況悪化は必至です。現状

打破のためにウクライナへの攻撃をエスカレート

させないか心配です」

 ついに始まってしまったプーチン大統領暴発

のカウントダウン。止めることはできるのだろ

うか。

【転載終了】

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 これで”核のスイッチ”を押したら、

完全に狂人ですね。

 プーチンには、武器での対抗より、

精神科医の方が必要かも。

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