ロシア兵1万人が戦死・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ロシア兵1万人が戦死・・・進軍難航と
犠牲者急増でプーチン大統領は大ピンチ
公開日:2022/03/24
ロシア軍の苦戦が続いている。
ウクライナへの侵攻開始から、24日で
1カ月。
市民や民間施設などを標的にしたロシア軍
による無差別攻撃はエスカレートの一途だ。
その一方、ロシア軍の死者も急増している。
戦争を仕掛けたプーチン大統領にとって、
戦闘の長期化と多数の兵士の犠牲は誤算だ
ろう。
◇ ◇ ◇
ロシア軍はウクライナ軍の徹底抗戦
に遭い、首都キエフの包囲に苦戦中。
進軍は想定通りにいっていない。
背景には人員の消耗があるようだ。
海外メディアによると、ロシアの
タブロイド紙
「コムソモリスカヤ・プラウダ」が21日、
ウクライナでの「特別軍事作戦」で
ロシア軍の死者は9861人に上り、
1万6153人が負傷したとの記事を掲載。
すぐに削除された。
軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏が
こう指摘する。
「ウクライナ国境に集められたロシア兵
19万人のうち15万人以上がウクライナ
国内に投入されたと仮定すると、
約1万人の戦死者は異常です」
ロシア国防省は2日以降、軍の犠牲者を
明らかにしていない。
2日時点の498人が最新の数字だ。
正確な数を把握していないのか、数字を
出したくないのかは不明だが、想像以上
に深刻なのは間違いない。
ロシア軍の死者数を巡っては、ウクライナ
外務省は約1万4400人(19日)と試算し、
米国では約3000~1万人との見方が出て
いる。
■アフガン侵攻、チェチェン紛争の
“トラウマ”
さらに驚きなのは、ロシア軍の上級将校
まで殺害されていることだ。
陸軍少将3人と大佐2人の少なくとも5人が、
狙撃されるなどして戦死したという。
なぜロシア軍の死者が膨れ上がっている
のか。
「考えられる理由のひとつは、地上戦が
繰り広げられている中で、きちんと通信網
を確保できていないことです。短期決戦で
首都を掌握できると思い込み、軍事作戦の
遂行に欠かせない通信網を整備していなか
ったのではないか。通信を暗号化しなけれ
ば傍受されますし、作戦は筒抜けです。
そもそも、ロシア軍のIT技術は遅れている
ともいわれています。ウクライナ側が英米
のバックアップを受け、ロシア軍の通信を
遮断している可能性も考えられます」
(黒井文太郎氏)
ウクライナ側に動きや作戦を察知され
ていれば、前線の兵士はもちろん将校ま
でもが狙い撃ちにされて当然だ。
となると、戦況が長引くにつれ、
さらに多くの兵士が「無言の帰国」を
余儀なくされる可能性がある。
ロシア国内の反戦ムードはますます高ま
るに違いない。
クレムリンは、兵士の母親たちによる
「反戦運動」が高まることを気にかけ
ているともされる。
ロシアでは、母親の影響力が強いという。
国際ジャーナリストの春名幹男氏が
こう言う。
「1979年にソ連が始めたアフガニスタン
侵攻は戦況が泥沼化し、撤退まで約10年
かかりました。その間、現地に派兵され
た兵士の母親や妻が中心となり、反戦
運動を展開しました。その後のチェチェン
紛争も同様です。過去の『トラウマ』を
踏まえれば、今回のウクライナ侵攻に関
しても、プーチン大統領は反戦ムードを
相当気にしているはずです」
このままではウクライナ市民もロシア
兵も次々に亡くなっていく。
プーチン氏の暴走を止めるために一体
何人が犠牲にならなくてはいけないのか。
【転載終了】
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チェチェン共和国の
ラムザン・カディロフ首長軍がロシア
を支援していますが、逆に反ラムザン
・カディロフ政権派がウクライナ軍と
ともにロシア軍に反撃しているようで
す。
中国も含め、共産圏のチェーンは強
そうですね。
今後の中国の出方が注目されます。
一歩間違うと、一人指導体制である
いまの中国では習近平の政治的立場が
経済制裁を受けることで危うくなる
可能性も?
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