バイデン大統領“軍事的圧力”踏み切るか
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■相次ぐ偽旗作戦、プーチン大統領
「禁断兵器」使用もあるぞ・・・
バイデン大統領“軍事的圧力”踏み切るか
公開日:2022/03/24
「サリンなどの化学兵器を使った攻撃を
ロシアが準備しているとの報告も受けてい
る」──。
23日の国会演説でウクライナの
ゼレンスキー大統領は警戒感を示した。
ロシアが禁断の「生物・化学兵器」を
使用する可能性が高まっている。
■“偽旗作戦”の一環・・・化学工場の
アンモニア漏れを「ウクライナの挑発行為」
ウクライナのせいにしてロシア軍が生物・
化学兵器を使用する“偽旗作戦”の一環とみら
れる事件が起きた。
ゼレンスキー大統領が23日の演説でも言及
した「化学工場のアンモニア漏れ」である。
ウクライナ北東部スムイで21日、ロシア軍
の攻撃を受けた化学工場から有害物質の
アンモニアが漏れ出した。
国連の安全保障理事会は22日、
「ウクライナで化学物質を使った挑発行為が
あった」と主張するロシアの要請で非公開
会合を開催。
ロシアのポリャンスキー国連次席大使は
会合後「ウクライナのナショナリストによる
計画的な挑発行為が行われた。地域住民を
毒殺するためだ」と強調。
これに対し、英国のウッドワード国連大使は
「化学兵器攻撃の前触れだろう」とし、
米国のグリーンフィールド国連大使も
「化学兵器使用計画の前兆ではないかと懸念
している」と語った。
■世界大戦の恐れも
軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。
「アンモニアの漏れをウクライナの挑発行為
と主張するのは、偽旗作戦の一環とみていい
でしょう。ロシアが本気で生物・化学兵器の
使用を考えていると確信を持ちました。戦争
が長期化し、ロシア軍は追い詰められており、
近く、戦局打開のため生物・化学兵器を使用
する恐れがあります」
シリア内戦では2017年にアサド政権によ
る化学兵器の使用疑惑が浮上し、米トランプ
政権はシリアに空爆を行った。
ロシアが生物・化学兵器を使用し、大きな
犠牲が発生したら、バイデン大統領はどう
するのか。
「経済制裁の強化では済まず、何らかの
軍事的圧力を行うはずです。ただ、シリア
と異なり、相手は核を持つロシアで世界大戦
にも発展しかねない。ただちにNATO軍を
ウクライナへ派兵することはないでしょう。
ポーランドが保有するミグ29戦闘機を米国
からという形でウクライナへ供与し、さら
に、ウクライナ上空を飛行禁止区域に設定し、
NATO主導で上空監視を行うことなどが考え
られます」(世良光弘氏)
ますますキナ臭くなってきた。
【転載終了】
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バルト三国、ポーランド、スロバキア
などにNATO軍が防衛体制創設をNATO、
EU、G7会議で決めたようです。
ロシアのウクライナ侵攻は逆にNATO
の防衛体制強化を誘発したようです。
今後、フィンランドやスウェーデンなど
がNATO加盟に動き、加盟への手続きの
期間を短縮していくような気がします。
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