ウクライナ侵攻を指揮「ロシア国防相」はどこに消えた?

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■ウクライナ侵攻を指揮「ロシア国防相」

 はどこに消えた?

  健康不安か更迭か・・・飛び交う憶測

 公開日:2022/03/30


 ウクライナ侵攻を指揮する軍トップ

の沈黙は何を意味するのか。

ロシアのショイグ国防相の消息に欧米

メディアが強い関心を寄せている。


 今月11日から動静が伝えられず、

2週間近くも“雲隠れ”。

24日にロシア大統領府はオンラインで

の安全保障会議にショイグ氏が出席し

たと発表。

プーチン大統領に報告する映像も公開

された。

しかし、冒頭でショイグ氏の画面だけ

乱れ、音声はなし。

あまりの不自然さに過去の映像を使い

回したとささやかれている。


 その後も国防省会議を主催するも、

公開されるのは同省提供の映像のみで、

さまざまな臆測を払拭できていない。

ロシアの独立系メディアは、健康状態が

優れないと報道。

その他、軍事作戦の難航の責任を問われ

た更迭説や、殺害・死亡説などが欧米

メディアを賑わせている。


 「ショイグ氏は非常事態相、モスクワ

州知事を歴任。不言実行のイメージから、

ロシア国内で最も人気のある政治家です。

プーチン氏も国民感情を考えれば、いき

なり彼を処分しないでしょう。ただ、彼

はもともと建築技師で軍歴を持たない。

釣り仲間のプーチン氏の引きで現在の

ポストを得た立場です。2012年の就任

以来、軍の近代化を進めましたが、今回

の戦争ではウクライナ軍に通信傍受を

許す始末。何らかの責任を取らされても、

おかしくありません」

(国際ジャーナリスト・春名幹男氏)


■核発射に備え秘密の場所に庇護か


 ショイグ氏は「核のボタン」の管理に

も関係している。

プーチン氏が核のボタンを押すには

ショイグ氏か、ゲラシモフ参謀総長

いずれかの承認が必要だ。

そんな重要人物がどこに消えたのか。

時事通信は29日、英調査報道機関の

ジャーナリストの話として

「政府専用機が防空壕があるとされる

中部ウファに行き来しており、ショイ

グ氏はそこにいる可能性がある」と

報じた。


 「プーチン氏は旧ソ連時代の『核先

制使用』の禁止を放棄。14年の軍事

ドクトリンで『地域紛争での非戦略核

兵器の使用』を認めた。小型の非戦略

核兵器を使用する恐れは今も拭えない。

ショイグ氏に加え、ゲラシモフ氏も姿

を見せていません。2人とも核発射に

備え、秘密の場所に身を隠している

可能性もあります」(春名幹男氏)


 やはりプーチン氏は核戦争の

シナリオを排除していないのか。


【転載終了】

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 思ったより戦況が悪いため、戦術

核や化学兵器の使用も危惧されます

ね。


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