日本維新の会が体現する「昭和型の政治」を拡大させてはならない
適菜収のそれでもバカとは戦え
【転載開始】
■日本維新の会が体現する「昭和型の政治」
を拡大させてはならない
公開日:2022/04/02
兵庫県西宮市民が良識を示した。
市長選と市議補選(3月27日投開票)で、
日本維新の会が公認した市長候補と
市議候補2人の全3人が落選。
現職の石井登志郎は維新公認の増山誠に
倍近い大差をつけて圧勝した。
大阪府外で初の公認首長誕生は無事阻止
されたことになる。
維新はこの市長選を
「党勢拡大の足掛かり」と位置付けて
いたが、石井は当選後、
「一市長選に党勢拡大を持ち出すのが
大間違い」「国政政党として大変乱暴だ」
と批判した。その通りである。
石井は元民主党議員で今回政党推薦を
求めなかったが、自民や立憲民主など
から幅広く支援を受けた。
共産は独自候補擁立を見送って自主投票
にし、公明も自主投票とした。
与野党がともに戦ったのは、それほど
維新が論外ということである。
投開票日の前日、吉村洋文は増山の
応援に駆けつけ、
「政治家に近い人にだけ利益がいくよう
な昭和型の政治はやめましょう」
「本気で改革する政治家に一票を託して
もらいたい」と訴えた。
盗人たけだけしいとはこのことだ。
パソナ、サラヤ、吉本興業・・・。
身を切る改革と言いながら
「大阪府民の身を切る改革」を断行し、
そこから発生する利権を特定の企業に流し
てきたのが維新ではないか。
大阪府で飲食店の時短協力金の支給が
遅れた理由は、多額の委託料を払って業務
をパソナに丸投げしたからだ。
ご存じのように維新の背後には
パソナグループ会長の竹中平蔵がいる。
竹中は維新の最高顧問格とされる衆院選の
候補者選定委員長でもあった。
また、2020年7月に大阪市は異例とも
いえる約6300万円分の消毒液を
サラヤ株式会社に発注したが、サラヤ社長
の更家悠介は「経済人・大阪維新の会」の
会長でもある。
先日は維新の東徹に寄付を続けている
個人経営クリニックが、その規模にはふさわ
しくない大量の新型コロナワクチンの供給を
受けていたことを「週刊新潮」が報じた。
とにかくカネに汚いのが維新だ。
法の抜け道を利用しながら政党交付金の残り
を返還せずに基金としてため込んだり、
企業・団体献金の禁止を掲げながら、
パーティー券を売りまくったり。
吉村は「市長が替われば街は大きく変わりま
す」とも言っていたが、これには全面的に
賛同する。
大阪市の悲劇を拡大させてはならない。
【転載終了】
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大阪だけの地域政党でいるうちはいいで
しょうが、他地域に拡大していくのは問題
でしょうね。
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