ついに一般預金者にも“マイナス金利”か・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ついに一般預金者にも“マイナス金利”か 日銀副総裁が言及
2017年12月5日
とうとう一般の預金者にまで「マイナス金利」が
適用されるのか――。
先週、日本銀行の中曽宏副総裁が都内で行った
講演が波紋を呼んでいる。
「適正な対価を求めずに銀行が預金口座を維持
しつづけるのは困難になってきている」
「口座維持手数料が無料なのが影響している」と
語ったのだ。
要するに、預金者に「口座維持手数料」という
新たな負担を――ということだ。
すでに金融機関は日銀に現金を預ける時、
手数料を取られ、結果的に「マイナス金利」と
なっている。
日銀は、一般預金者へも「マイナス金利」を
適用することを考えていると宣言した形だ。
「金融機関はどこも、収益力の低下に苦しんで
います。黒田日銀がゼロ金利からマイナス金利
にまで踏み込み、利ザヤを稼げなくなったから
です。とうとう、メガバンクは大規模なリストラを
せざるを得なくなっている。金融機関の収益を
改善するには、手数料を取るしかないということ
でしょう」(経済評論家・斎藤満氏)
しかし「口座維持手数料」を取ったら、
預金者から怒りの声が噴出するのは確実だ。
いまでも預金者は、ATMで自分の預金を
引き出すのに100円、200円と手数料を
取られている。
しかも、日銀が導入した「マイナス金利」の
ツケを払わされる格好である。
預金者にまで「マイナス金利」を導入したら、
なにが起きるのか。
「口座の解約が相次ぎ、タンス預金が急増するのは
間違いありません。預金が集まらなくなった銀行は、
融資する力を失い、その結果、景気は悪化してしまう。
だから、口座維持手数料の導入は難しいと思う。今回、
中曽副総裁が発言したのは、マイナス金利をやめる
ためでしょう。黒田日銀は、ホンネではマイナス金利を
やめたい。銀行の業績が予想以上に悪化しているから
です。でも、自分たちでやめると、マイナス金利政策が
失敗だったと認めることになってしまう。そこで、預金者
から『口座維持手数料を取られるくらいならマイナス金利
をやめるべきだ』との声が強まることを期待しているの
だと思います」(斎藤満氏)
副作用ばかり強まっているアベノミクスは、いよいよ
崩壊が近づいてる。
【転載終了】
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この件については、先日記事にしましたが、
今年に入って銀行が日銀に反旗を翻したからでしょう。
安倍政権の経済政策失敗を国民に押し付けようと
しています。
安倍政権は経済政策にご自分の名前を付けて
しまったばかりに、止めるにやめられず、
傷口を広げてきていました。
本当に愚かな政権です。
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