山本太郎代表・・・参院“出戻り”の勝算
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■れいわ新選組・山本太郎代表
「選挙区で議席をもぎ取りにいく」
参院“出戻り”の勝算
公開日:2022/04/16
「このまま静かに選挙が終わって
『指定席』が決まっているようなとこ
ろを崩しにいきたい」
れいわ新選組の山本太郎代表が15日、
衆院議員を辞職。
6月22日公示、7月10日投開票の日程で
調整されている参院選への立候補を表明
した。
会見した山本代表は議員バッジを外し
て参院への出戻りを期する理由について、
「政治の暴走を何としても食い止めなけ
ればならない」などと説明。
比例区ではなく「選挙区で議席をもぎ
取りにいく」と気炎を上げた。
ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「奇策のように受け取られるかもしれま
せんが、山本代表の動きは不思議でも何
でもない。彼は野党の大きな塊をつくる
ことを念頭に、れいわを野党の『接着剤』
にしたいと考えている。だから、その役割
を果たすために『数』にこだわり続けてい
ます。ひとつでも多くの議席を得るために
合理的に動いている、と言えるかもしれま
せん」
問題はどの選挙区から出るのか、勝算
はあるのか、だ。
立候補先について山本代表は
「今は言わない」と濁した一方、
「すでに(れいわが)候補者を立てている
ところ以外」と明言。
れいわは15日までに公認候補者8人を擁立
しており、うち4人が東京(改選数6)、
愛知(同4)、大阪(同4)、福岡(同3)
の選挙区から出る予定だ。
■出るのは神奈川か兵庫か、それとも・・・
立憲民主党が候補者の一本化を呼び掛け
ている改選数1の「1人区」に殴り込みを
かけるとは考えにくく、改選数2以上の
複数区については「仁義なき戦いだ」
(山本氏)として立候補を示唆。
「私自身、『ここだ』と決めたところに
立たせていただくしかない。(小選挙区
での立候補を取りやめた)衆院選の時の
ような忖度はしません」と強調した。
「出るのなら勝てる見込みのある無党派
層の多い都市部ではないか。意外性も大事
です。山本代表の態度も加味すると、関東
なら神奈川、関西なら兵庫が可能性として
挙げられます。ただ、確実に1議席を取り
にいくなら、2013年に初当選した東京の
可能性も捨てきれません。安定した集票力
を発揮できますからね」
(前出の鈴木哲夫氏)
「忖度しない」と宣言した山本代表は
再び波乱を起こせるのか。
【転載終了】
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寄らば大樹の陰のような他野党より
は期待できますよね。
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