「米朝対話再開」安倍政権は蚊帳の外・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■五輪休戦で具体化も 「米朝対話再開」安倍政権は蚊帳の外

 2017年12月14日


 北朝鮮との対話再開を求める拉致被害者や

その家族が相次いで鬼籍に入った。

曽我ひとみさん(58)の夫のチャールズ・

ジェンキンスさん(享年77)は致死性不整脈で

逝去。

増元るみ子さん(拉致当時24)の母親の信子さん

(享年90)は、愛娘との再会を果たすことなく

心不全でこの世を去った。


 安倍首相はつい最近も「全ての拉致被害者の

ご家族が肉親を抱きしめる日まで私の使命は

終わりません」と言っていたが、口先だけなのは

明々白々だ。

軍事圧力を強めるトランプ米大統領のお先棒を

担いで「100%支持する」と同調し、「国難」と

煽り立てて北朝鮮を刺激している。


 北朝鮮籍とみられる木造船の漂流をめぐり、

自民党は「核実験・ミサイル問題対策本部」と

「拉致問題対策本部」の下に合同チームを新設。

岸田政調会長が座長を務め、対応策を講じる

というが、北朝鮮に拳を振り上げ続けて活路が

見いだせるのか。

米国はとうに対話再開に向けて動き出している。


■平昌五輪の“休戦モード”で具体化


 北朝鮮は核・ミサイル開発に猛進する一方、

あらゆるチャンネルを通じて米国との対話再開を

模索してきた。

トランプ政権が発足した1月以降、政権に近い

有識者と次々に接触。

意見交換を打診し、ノルウェーやフィンランド、

スイスなど欧州各地で非公式会合を重ねている。

国連のフェルトマン事務次長(政治局長)の訪朝

受け入れもその一環で、「さまざまなレベルでの

往来を通じた意思疎通」の定例化で合意した。


 「フェルトマン氏は米国務省出身で、米国の

意向もくんで動いているとみていい。彼らが

持ち込んだ提案は来年2月開催の平昌五輪

へ北朝鮮選手を派遣し、五輪開催中は核・

ミサイル開発実験を休止。“休戦モード”に

切り替えて米朝対話を再開するというもの

です」(外交事情通)


 朝鮮労働党の金正恩委員長は恒例の

「新年の辞」で、ICBM(大陸間弾道ミサイル)と

核兵力の完成を誇示するとみられている。

国内向けのセレモニーだ。


 「米国の最大懸念は、東海岸を含む米本土を

射程に収めるICBMの実戦配備です。これさえ

阻止できれば、対話再開は可能だという段階

までハードルを下げてきている。裏を返せば、

日本などに向けられた中長距離ミサイルや

核保有を容認する可能性があるということです」

(軍事関係者)


 米国第一のトランプはビジネスマンであり、

役者だ。

来日中は安倍首相との蜜月演出に精を

出していたが、日本を飛び立った途端、

態度を一変させた。

安倍首相のハシゴを外すくらいヘでもない。

米国追従一辺倒で、北朝鮮の眼中にもない

安倍首相はどうするつもりなのか。


【転載終了】

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 安倍首相の意識はどうかわかりませんが、

軽く見られているのには違いないような気がします。


 安倍首相は、横田早紀江さんが思いを綴った手紙を

書いても梨のつぶてで、二年間も無視し続けて

いるそうです。


 言ってることとやってることが違うので、国の内外から

軽く見られても不思議ではないですよね。


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