“強権”プーチン大統領に英首相が「出口戦略」助言!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■“強権”プーチン大統領に英首相が
「出口戦略」助言!
言論統制を逆手に取る鋭い指摘
公開日:2022/04/29
戦争の出口はあるのか──。
ロシア軍の戦力低下が指摘されている。
米オースティン国防長官は26日、
ウクライナのロシア軍について
「地上部隊は相当な死傷者が出ている。多く
の装備を失い、精密誘導弾を大量に使った。
軍事力という点では侵攻開始当初より弱体化
している」と指摘。
英ウォレス国防相も25日、ウクライナ侵攻
以降のロシア軍の死者数が約1万5000人に
上り、投入された120以上の大戦術グループ
の25%超が戦闘に耐えられないとの分析を
発表している。
実際、ロシア軍の進撃は小規模とみられて
いる。
ロシア軍がズルズルと戦争を続けるのは困難
との見方も出てきている。
しかし、プーチン大統領があっさりと振り
上げたこぶしを下ろすとは思えない。
■「選択の余地大きい」
そんな中、英ジョンソン首相が独自の
「出口戦略」を披露した。
プーチン大統領には、戦争を終わらせる
「政治的な選択の余地」が大いにあるという。
26日の英「トークTV」で語った。
ジョンソン首相は
「大多数の(ロシア)国民がプーチン大統領
の行動を支持し、(ロシアの)メディアも
ウクライナで実際に起きていることを黙殺し
ているように見受けられる。逆説的に考えれ
ば、プーチン大統領が(軍を)後退・撤退さ
せる政治的な選択の余地は、思われている
以上に大きい」と指摘。
ロシア国民に
「特別軍事作戦が完遂し、技術的な成功を
収めた」と説明することが可能だという。
プーチン大統領の支持率は独立系世論調査
機関でも8割を超える。
国内の言論も封じているから、「批判」も
起きずに、戦争を終わらせられるというわけ
だ。
「ロシア軍には長期戦に耐えられるだけの
戦力は残っていないとみられます。プーチン
大統領は現実問題として、出口を模索する
タイミングです。支持率の高いプーチン大統
領が『軍事作戦は成功した』と訴えれば、
国民は信じると思われますが、ある程度の
説得力は必要です。例えば、占領地域で住民
投票を実施し、親ロ政権を樹立すれば、国民
には“成功”に見える可能性があります」
(国際ジャーナリスト・春名幹男氏)
ジョンソン首相はプーチン大統領を説得
してくれないか。
【転載終了】
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最低限でも、ウクライナ東部から
親ロシア派を開放したという成果が
ないと説得は受け入れないかも知れ
ないですね?
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