赤っ恥プーチン大統領・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■赤っ恥プーチン大統領・・・ウクライナ南部
2州の編入狙うも住民は「ロシア国籍」
欲しがらず
公開日:2022/05/28
プーチン大統領は25日、制圧下の
ウクライナ南部のヘルソン州、
ザポリージャ州の住民を対象に、
ロシア国籍を取得する手続きを簡素化
する大統領令に署名した。
両州をロシアに編入し、「戦果」と
したいようだが、空振りに終わりそう
だ。
ロシアはヘルソン州の全域と
ザポリージャ州の一部を支配したと主張
している。
今月に入り、両州に通貨ルーブルを導入
するなどロシア化を加速。
住民のロシア国籍の取得を進め、
最終的にはクリミアのようにロシアに編入
する魂胆だ。
クリミア併合では編入の是非を問う
「住民投票」が実施された。
両州でも「住民投票」により、民主的な
手続きを演出した上で、ロシアに編入する
とみられていた。
ロシアの工作により「編入賛成」が多数を
占める“インチキ投票”になると確実視され、
ウクライナや欧米は反発していた。
先月下旬、英国防省はヘルソン州の住民
投票について「占領の正当化が目的だ」と
警戒を示していた。
ところが、両州の編入は住民投票を経ず、
両州の親ロ政治家がプーチン大統領に
「要請」する形で進められている。
なぜ、住民投票は行われないのか。
筑波大名誉教授の中村逸郎氏
(ロシア政治)がこう言う。
「ロシア軍が壊滅的な破壊を行ったため、
住民投票を実施できる状況ではありません。
多くの住民は国内外に避難しています。
残っている住民も誰がどこに住んでいるの
か分からず、住民投票の案内を送ることも
難しい。役所や警察も機能していない。州
としての体をなしていないのです」
■ロシア国籍を取得すればどこに連れて
いかれるか分からない
ヘルソン州の州都ヘルソンでは、ロシア
軍の占領後、人口30万人のうち約40%が
脱出したとの推計もある。
手続きの簡素化を受け、両州でロシア国籍
を取得しようとする住民はどれくらいいる
のだろうか。
「ロシアでも侵攻後わずか1カ月で約380
万人が国外に脱出しました。今、誰がロシア
国民になろうと思いますか。両州でロシア
国籍を希望する住民はほとんど登場しないと
思われます。ロシア国籍を取得すれば、どこ
に連れていかれるか分からない。戦争に動員
されるかもしれない。プーチン大統領は国籍
取得の簡素化を打ち出し、両州のロシア化を
戦果としようとしたのでしょうが、住民がい
かにロシアを嫌っているかが浮き彫りになり
そうです。プーチン政権が『親ロ派が多い』
と“プロパガンダ”を流している東部ドンバス
地方でも住民はロシアへの反感を強めていま
す。ここでもロシア化はうまくいかないで
しょう」(中村逸郎氏)
タス通信によると、ロシアのショイグ国防
相は24日、軍事作戦の遅れを初めて認めたが、
「作戦の全任務を達成する」と長期戦の構え
を示した。
早く失敗に気づき、停戦した方がいい。
【転載終了】
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それはそうでしょう。
ロシア派の国民は10%程度しかいない
のですから。
それと、これから衰退の一途をたどる
ロシアなどに行きたい人間などいないで
しょうね。
ウクライナは、世界からの支援で国を
立て直す可能性はありますから。
戦争が終わって、ロシア派の住民への
迫害がなければいいのですが?
ロシア派は、ロシアに移住するのが、
ベターかも。
ウクライナ人のロシアへの憎しみは更に
強まるでしょうから。
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