2030年札幌五輪は“ザル勘定”の極み!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■2030年札幌五輪は“ザル勘定”の極み!
開催経費は予算の2倍「4400億円超」
と予測
公開日:2022/06/22
「現在の支持率のままでは厳しい」
14日の定例会見で日本オリンピック
委員会の山下泰裕会長は焦りを募らせ
た。
2030年冬季五輪の開催都市に立候補
する札幌市だが、市民感情は冷めている
からだ。
北海道新聞が4月に発表した世論調査に
よると、市民の57%が開催に「NO」を
突きつけている。
賛同を得られない大きな理由のひとつ
が予算面だ。
20年秋にオックスフォード大学が発表し
た論文によると、1960年以降の五輪は
すべて当初の予算を超過しており、
支出は平均172%に膨れ上がっていると
いう。
無観客開催となった東京大会の惨劇は
言うまでもないが、種目数が少なく運営
を制御しやすいとされる冬季五輪にして
も、直近の北京大会は中国政府発表額の
10倍の4兆円超、その前の18年平昌大会
にしても支出は予算案の4倍になった。
■「低予算」「税金非投入」を謳うが・・・
そこで、札幌市は新会場を造らないこと
を掲げ、「低予算」「税金非投入」を
謳っている。
同市のスポーツ局招致推進部の担当者は
「開催が決まった場合、予算案の2000億
~2200億円を絶対に超えないよう、死守
しなければと思っている」と話すが、
「間違いなくオーバーします」と断言する
のは、東京五輪関連の著書がある作家の
本間龍氏だ。
「予算そのものが完全にザル勘定です。
資材や人件費など、8年後の物価上昇を
まったく想定していません。また、仮に
開催が内定した際はIOCに絶対服従の
奴隷契約を結ばなくてはいけない。東京
大会の時にマラソン開催地を札幌に移さ
れたのが象徴的。会場の設備にいちいち
注文を付けてくるのは明白で、予算がか
さむことは避けられない。さらに言うと、
東京大会は開催経費(1兆4530億円)と
は別の、関連経費として使われた1兆円
超がうやむやになっている。湯水のよう
にカネを使ったのに責任の所在すらも
不透明です。そんな負のレガシーを引き
継いだ札幌大会が予算通りに収まるはず
がない。私は倍増すると踏んでいます」
東京大会も当初、
「世界一コンパクトな五輪」と喧伝して
いたことを忘れてはいけない。
【転載終了】
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またか!
というのが率直な感想ですね。
ハッキリ言えば、五輪は利権関連
業者(ゼネコン等)が儲かるだけで
すね。
そして、スポーツ業界最大の利権
と言われ、過去、サラマンチ元会長
時代から委員が買収資金などで膨大
な資産を溜め込みました。
そのことを知っている国民は反対
するでしょうね。
五輪予算に関しては、日本の予算
は特出していますね。
特徴としては、使途不明金が有耶無耶
になってしまうという事ですね。
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