岸田首相vs安倍元首相が“灼熱遊説バトル”の醜悪・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■岸田首相vs安倍元首相が“灼熱遊説バトル”
の醜悪・・・国民生活そっちのけで主導権争い
公開日:2022/07/01
物価高対応をほっぽり出して、
G7サミットとNATO首脳会議に参加する
ため外遊していた岸田首相が帰国。
国政選挙中の首相外遊は異例だ。
本人は「外交の岸田をアピールする」
と、やる気満々で選挙戦の全国遊説に
復帰。
激戦区や、自民党が推薦した公明党候補
の応援に全国を駆け回る予定だ。
さっそく、1日は沖縄入りだが、現地か
らは「ありがた迷惑」という意外な声も
聞こえてくる。
「総理の遊説となると、それなりの人
を集めないといけない。企業や団体に
頼んで動員するしかないが、この炎天下
で、立って演説を聞くのはしんどいし、
熱中症の危険もある。動員が票の上積み
に結びつくわけでもないし、むしろ、
岸田総理が表に出てくると、物価高に対
する政府の無策への批判が高まって票が
逃げて行きかねない。地元はうんざりし
ていますよ」(沖縄県連関係者)
■「岸田で圧勝」ムードを醸成する必要が
ほとんど貧乏神扱いだが、岸田首相と
しても、おとなしくしていられない事情
がある。
「これまで党内に気を使って安全運転
で来ましたが、この参院選に勝てば、
本格政権として、やっと総理がやりたい
ことができるようになる。安倍元総理が
清和会(安倍派)の候補者を中心に精力
的に全国を応援に回っていることもかな
り意識しているはずです。下手したら、
『やっぱり安倍さんは選挙に強い』と、
勝利の功労者のように扱われかねない。
安倍さん以上に全国を回り、岸田総理の
顔で圧勝したというムードにする必要が
あるのです」(自民党関係者)
岸田首相が外遊で留守にしている間も、
安倍氏は6月27日に石川県、28日に
大阪府、29日に大分県、30日は愛媛県と
選挙応援に飛び回った。
演説では候補者の紹介もほどほどに、
防衛費増やアベノミクスなど自身の政策
をアピールするのに多くの時間を割いて
いる。
まるで路線対立する岸田首相に対する
当てつけのようにも見える。
安倍氏は1日も三重県で遊説。
病気で2度も政権をブン投げた人物とは
思えないほど元気いっぱいなのだ。
「安倍氏は参院選後の政局を見据えて
動いている。清和会で何人を当選させら
れるか、それで宏池会(岸田派)をどの
くらい上回るか。最大派閥の数の力を
見せつけて岸田総理を牽制し、選挙後も
求心力を保とうと必死なのでしょう」
(政治評論家・野上忠興氏)
参院選を舞台に、首相と元首相が
国民生活そっちのけで主導権争いを繰り
広げているわけだ。
国民も野党も完全にナメられている。
【転載終了】
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首相を二度やり、他派閥から協力
してもらってきたのだから、今度は
他派閥を支えるべきでは。
足を引っ張るような言動には、
この人の底の浅さが見えてきますね。
引き際を知らないですから。
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