安倍元首相を国葬で送るべきか ・・・
永田町の裏を読む
【転載開始】
■安倍元首相を国葬で送るべきか
統一教会と“親密な関係”は周知の事実
公開日:2022/07/21
安倍晋三元首相を国葬をもって送る
べきかどうかの判断基準は、私に言わ
せれば簡単で、日本中の親と教師の
少なくとも7割以上が自分の息子・娘
や教え子に対して、
「こういう誇るべき大指導者がいたこ
とを忘れるな。君たちも大きくなった
ら安倍さんのように立派な人になるん
だよ」
と教え諭すような世情が生じているの
か否かである。
そういうことにはなっていないと思う
ので、私は国葬には反対である。
むしろ、戦後政治の中で一種独特の
色彩を放った「安倍政治」の功罪を淡々
と冷静に議論する中で送り出して差し
上げたい。
とはいえ、岸田内閣は早々に9月に
日本武道館で国葬を営むことを決め、
それを発表する会見で岸田文雄首相は
「暴力に屈せず、民主主義を断固とし
て守り抜く決意を示す」
と述べて、国葬を断固行うことがその
決意を示すことになるという論理を
突き出した。
こうなると、国葬に反対するなど
「非国民」扱いにされかねないが、
しかし、ここはよくよく考えるべき
ところである。
作家の高村薫は10日付の毎日新聞で
「この事件を『民主主義への挑戦』や
『民主主義の崩壊』ととらえる人もい
るが、私は違うと思う」
「政治家襲撃の動機が、理念や信条に
よるものではないとすれば、非常に
特殊な事例と言える」と指摘する。
またタレントの松尾貴史は17日付同紙
コラムで
「『恨みを晴らす』ことを『言論封殺』
と言い換えて、まるで自民党が理念や
政策によって暴力に脅かされているよう
な言い草で、まやかし以外の何ものでも
ない」と断じた。
確かに、選挙という民主主義の舞台で
言論活動中に撃たれたのだから、
形式的には「言論封殺」には違いないが、
容疑者は安倍のその言論に対して銃弾を
放ったのではない。
そこをちょっとだけズラすことで、
安倍がまるで民主主義の守り手であった
かのような印象操作が働くのである。
同様に、マスコミが一様に、容疑者が
安倍と旧統一教会とのつながりが深いと
「思い込んでいた」と、あたかも事実で
ないことを勝手に思い込んでいたかの
ニュアンスを醸そうとしているのも、
意図的な言葉遣いだろう。
1959年に日本進出した統一教会が
岸信介の導きで彼の渋谷区南平台の邸宅
の隣に本部を置いて布教に名を借りた
霊感商法を始め、それ以来、安倍晋太郎
から晋三まで3代に及ぶ親密な関係を
築いてきたことは周知の事実。
そのこと一つをとっても、安倍は国葬に
値するかどうかが議論になるのではない
か。
【転載終了】
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その民主主義を破壊していたのが、
当の安倍晋三氏なんですけどね。
岸、安倍一族と旧統一教会の関係
は、私でさえ10年も前に知っていた
のに如何に日本国民が情報弱者であ
るか証明してしまいましたね。
安倍氏の国葬に理解を示していた
保守系支持のある方が、旧統一教会
と自民党の関係を知り憤慨。
「国葬反対、今後自民党には投票し
ない」と。
しかし、約38%の国民しか「国葬」
に反対していないのも日本の実情です。
もっと政治意識レベルを上げない
と、日本国民は世界からバカにされ
るだけです。
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