麻生財務相が火を付けた“納税者一揆”・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■「佐川長官は適任」麻生財務相が火を付けた“納税者一揆”
2018年2月15日
「鈍感すぎる。浮世離れしているんじゃないですか」
――13日の衆院予算委で、立憲民主の長妻昭議員
が声を荒らげた。
佐川宣寿国税庁長官をめぐる麻生太郎財務相の
国民をナメ切った答弁のことだ。
昨秋から立て続けに財務省から記録が見つかり、
佐川長官のウソ答弁がハッキリしても、安倍政権は
「適材適所」だとしてかばい続けている。
16日には確定申告が始まる。
麻生大臣の“浮世離れ”答弁が納税者の怒りの
火に油を注いだのは間違いない。
■「2.16納税者一揆」全国に拡大
長妻氏は「今でも適材適所だと思っているか」と質問。
麻生大臣は「国税庁長官としては適任だと判断した
もので、事実、国税庁長官としての職務を適切に
行っている」と言ってのけた。
さらに、確定申告間近の徴税業務については
「現場において、今までのところ例年と比較して特段の
支障が生じているわけではない」「そういうこと(納税者
の反発による苦情)は起きることは十分にあり得るかと
思っておかなきゃいかん」と答弁。
当事者意識も責任も全く感じていないようで、
まるで「支障を起こしてみろ」と言わんばかりである。
長妻氏は「もう起きてるんですよ」と呆れ、憤っていた。
佐川長官罷免を求める署名は2万筆を超えた。
確定申告本番はこれからだが、税務署には苦情の
電話が鳴るほか、早期申告者の書類に“抗議メモ”
が付されていることもあるという。
16日に予定されている「納税者一揆」は、
霞が関の国税庁や財務省を包囲するデモだが、
たちまち「我も我も」と全国に広がっている。
森友疑惑を最初に取り上げた木村真豊中市議も、
東京のデモに呼応し、関西でデモを行うことにした。
木村市議が言う。
「私が把握しているだけで、札幌、名古屋、大阪、
京都、神戸、福岡、今治、金沢で行われます。他に、
数人やひとりで近くの税務署で抗議行動をするとの
連絡もあります。こんな経験は初めてですが、どこで、
どれくらいの人が抗議行動に参加するのか、当日に
ならないと分からない状況です。平日の昼間なので
残念ながら行けないという声も多い。税という身近な
問題な上、麻生財務相はじめ安倍政権の対応が
あまりにひどい。国民はカチンときているのです」
麻生大臣は財務相としての通算の在任期間が
12日で1875日となり、戦後最長となった。
おごり高ぶりが毎度のナメた答弁になっているの
だろう。
佐川長官と一緒に麻生大臣も辞めさせた方がいい。
【転載終了】
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安倍氏や麻生氏が「なぜ総理大臣になれたのか」、
ということは、CSISの日本担当部長である、
マイケル・グリーンの言ったことを知っていれば
理解できます。
この件については、先の記事の平野浩氏も
Twitterで触れていますね。
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