シリア政府軍とトルコ軍 衝突に発展する懸念も・・・
NHK NEWS WEB
【転載開始】
■シリア政府軍とトルコ軍 衝突に発展する懸念も
2月20日
シリアでトルコ軍がクルド人勢力に対する
軍事作戦を続ける中、それに対抗するため
シリアのアサド政権が部隊を展開すると
国営テレビが伝え、衝突に発展する懸念も
出ています。
トルコ軍は、隣国シリアのクルド人勢力に対し、
先月、シリア北部のアフリンで大規模な軍事作戦
を開始し、アサド政権は主権の侵害だとして反発
しています。
こうした中、アサド政権がクルド人勢力を支援して
トルコ軍に対抗することで合意したとクルド系の
メディアなどは伝え、シリアの国営テレビも19日、
アサド政権が数時間以内にアフリンに部隊を展開
すると伝えました。
これまでのところ、アサド政権の部隊がアフリンに
入ったという情報はありませんが、
トルコのチャウシュオール外相は
「アサド政権がクルドを守るのなら、それに対する
われわれの行動を誰も止めることはできない」と
述べてアサド政権の部隊への攻撃も辞さない姿勢を
示し、衝突に発展する懸念も出ています。
クルド人勢力は、アサド政権とほかの地域では
敵対する一方、アフリンでは共通の敵のトルコを前に
連携を求めたものと見られ、内戦の構図は一層複雑
さを増しています。
■ロシア外務省 関与していく姿勢強調
シリアのアサド政権を支援するロシアの
プーチン大統領は19日、トルコのエルドアン大統領と
電話で会談しました。
ロシア大統領府は、会談の詳しい内容について
明らかにしていませんが、この中で、トルコ軍が
軍事作戦を続けるシリア北部のアフリンの情勢に
ついても意見を交わしたということです。
一方、ロシア外務省で中東問題を担当する
ボグダノフ次官は、「アフリンで起きている流血の事態を
止めるために、ロシア政府は全力を尽くす用意がある」
と述べ、ロシア政府として関与していく姿勢を強調しました。
【転載終了】
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やはり、中東の火薬庫に火が付きそうですね。
イスラエルもガザ地区に空爆を開始、
パレスチナも応戦をしているようです。
トルコとシリアが交戦することになれば、
イランやロシアがシリア支援の可能性もあり、
アメリカがトルコ支援に回れば自衛隊の
派遣も時間の問題かも。
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