理美容業、倒産件数が過去最高に・・・
■理美容業、倒産件数が過去最高に
競争激化で小規模事業者の倒産が増加
厚生労働省が平成29年10月26日に公表
した「平成28年度衛生行政報告例の概況」
によると、平成28年度末の理容所の数は
前年度比1.6%減の12万2,539施設、
従業理容師の数は22万3,606人で前年度末
の22万7,429人から減少した。
理容所の数がピークだったのは昭和61年で、
以降は減少傾向が続いている。
平成28年度末の美容所の数は前年度比
1.3%増の24万3,360施設、従業美容師の
数は50万9,279人で前年度末の50万4,698人
から増加した。
美容業の経営環境は店舗過剰や低価格化、
客数の減少などが課題になっているものの、
平成になってから美容所の数は20万施設を
超え、その後も増加傾向が続いている。
そんな中、帝国データバンクは2月13日、
「理美容業の倒産動向調査(2017年)」の結果
を発表した。
調査における「理容業」は理髪店、床屋、
理容院、理容所、バーバーを、「美容業」は
美容院、髪結業、美顔術業、マニキュア業、
ペディキュア業、ビューティサロン、
ビューティドック、エステティックサロンを
それぞれ主業として手がける事業所を指す。
平成29年の理美容業の倒産は151件発生し、
平成23年の149件を上回って過去最高となった。
内訳は理容業が前年比33.3%増の16件、
美容業が同15.4%増の135件だった。
負債総額は大型倒産が発生した影響で
同252.5%増の138億100万円となり、
平成21年の123億7,100万円を上回って過去最大
となった。
内訳は理容業が同30.1%減の2億3,400万円で、
美容業が同279.0%増の135億6,700万円だった。
理美容業の倒産を負債規模別に見ると、
「1,000万円~5,000万円未満」が140件
(構成比92.7%)で大半を占め、
小規模事業者の倒産が目立った。
そのほかでは「5,000万円~1億円未満」が5件、
「1億円~5億円未満」が4件、「5億円~10億円未満」
と「50億円以上」がそれぞれ1件発生した。
なお、「50億円以上」の大型倒産は、
平成19年以降で2件(平成19年と平成29年)しか
発生していない。
店舗数の減少が続く理容業と対照的に、
美容業は増加傾向が続いている。
しかし、理美容業全体では顧客獲得競争が
激しさを増しており、小規模事業者を中心に
淘汰の動きもみられるようだ。
【転載開始】
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理美容界も人を使ってると厳しいですよね。
家は、妻が一人でやってますが、固定客
のお客さんではありますが、高齢のために、
ここ数年で来店する頻度が減ってきています。
最近では妻のボーナスもなしになっており、
ボーナス時の私の臨時小遣いもなし!(涙
明日は、妻と確定申告に行きますが、
毎年、別々に申告していたのですが、
昨年一緒にしたほうが良いと税務署で
言われましたが、どうやるんだろう?
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