焦る岸田首相 国会“開店休業”批判され逆ギレ!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■焦る岸田首相 国会“開店休業”批判され逆ギレ!

 チンタラ地方視察は空回り、やること全て裏目

 公開日:2022/10/11


 「打つ手はしばらくない」


 岸田首相周辺が頭を抱えている。


 共同通信が8、9日に実施した世論調査は、

安倍元首相の国葬を終えて10日以上経った

にもかかわらず、内閣支持率は前回の40.2%

から35.0%へと続落した。

衝撃的なのは、旧統一教会絡みの質問で世論

の批判が、より厳しくなっていることだ。

自民党の点検・調査について「不十分」が

83.2%、細田衆院議長の説明は「不十分」が

87.0%、山際経済再生担当相は「辞任すべき」

が62.7%だった。


 「世論調査で8割を超える数字は、そう簡単

に出るものではない。自民党支持者でも『不十

分』が7~8割となっているのはつらい。じっと

耐えるしかないが、耐えていれば嵐が過ぎ去る

のかどうか。先が見えなくなってきました」

(自民党中堅議員)


 旧統一教会問題について自民党は先月30日

に点検漏れ議員を追加発表し、細田も追加で

2度目の点検ペーパーを出した。

山際氏は旧統一教会との接点について、

記者会見のたびに釈明している。

それでも世論の納得は得られていない。


 追い詰められているのだろう。

9日、訪問先の三重・鈴鹿市で岸田首相が逆ギレ

した。


 11日から国会は“開店休業”状態。

先週、代表質問が終わり、通常なら今週から

予算委員会が始まるはずだが、鈴木財務相が

米ワシントンで開かれるG20財務相・中央銀行

総裁会議に出席するため、予算委が開けなく

なってしまったのだ。


 この件を批判されると岸田首相は猛反論。

「G20の財務相会合は極めて重要な会合である」

と強調し、急激な円安や対ロシア制裁に触れな

がら「財務当局の連携が極めて重要だ」

「日本不在で議論が行われるということは、日本

としてどうであろうか」とまくし立てた。


 “開店休業”批判は国会日程調整のマズさに向け

られているのであって、外交自体がとがめられて

いるのではない。

岸田首相がムキになればなるほど焦燥感があらわ

になる。


■豪雨災害の静岡になぜ行かないのか


 9日の鈴鹿市訪問は「F1日本グランプリ」視察

が目的だった。

10日は鹿児島・霧島市で和牛生産者と車座対話。

霧島市は自民党の森山選対委員長の選挙区だ。

地方出張先がなぜこの2カ所だったのか。

SNSでは「どうして豪雨災害に見舞われた静岡に

行かないのか」といった疑問の声が上がっている。


 「岸田首相は今月の訪豪日程も調整しているそ

うですね。外交、外交と言いますが、効果的な

物価高対策もできずに外遊では、逆に世論の反感

を買うばかりです。統一教会問題は、国会で野党

の追及がこれから本格化する。地方訪問で世論の

目をそらしたいのでしょうが、空回りしているよ

うに思います」

(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)


 長男を首相秘書官にした人事も評判は最悪。

やることなすこと裏目で、政権はいよいよ末期

症状である。


【転載終了】

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 間が悪いというか、空気が読めないと

いうか?


 そもそも、国のトップとしての資質に

欠けるのでしょう。

評判が悪く、支持率が低下しているとき

に、身贔屓ともとられかねない子息の

登用はNGですよね。


 まあ、国民の60%以上が反対していた

「国葬」強行がまずかったのでしょうね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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