安倍首相とも近い関係 迫田英典氏こそ森友問題のキーマン・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍首相とも近い関係 迫田英典氏こそ森友問題のキーマン
2018年3月15日
佐川宣寿前国税庁長官の「証人喚問」が
焦点になっている森友問題。
しかし、関わった財務官僚は佐川氏だけでは
ない。
佐川氏よりも、深く森友問題に関与していたと
されているのが、佐川氏の前任だった迫田英典
元国税庁長官だ。
迫田氏は、近畿財務局が森友学園と国有地の
売却交渉を進めていた時の理財局長だった。
迫田氏こそ、森友問題の全容を知るキーマンで
ある。
迫田氏の喚問なくして、疑惑解明はあり得ない。
国と学園は、2015年5月、国有地の定期借地
契約を締結している。
その交渉過程で、当初、近畿財務局は
<無理に本地を借りていただかなくてもよい>
(3月31日付「法律相談書」)というスタンスだった。
ところが、15年7月に迫田氏が理財局長に就任
すると流れが一変する。
籠池氏が「神風が吹いた」と驚いたほど、
近畿財務局は森友学園寄りにスタンスを変えて
いるのだ。
■参考人招致で「報告は受けていない」
注目すべきは、迫田氏と安倍首相の近い関係だ。
「迫田氏は、安倍首相の地元・山口出身です。
理財局長に就任すると、7月31日、8月7日、
9月3日と立て続けに安倍首相と面談しています。
理財局長が首相とこんなに頻繁に会うのは異例
です。一体、何を話したのでしょうか。直後の9月
5日には、昭恵夫人が森友の幼稚園で講演し、
小学校の名誉校長に就任しています」
(財務省関係者)
最終的に、2016年6月14日、迫田理財局長
の下、8億円ダンピングして森友学園に国有地
を売却することが、近畿財務局で決裁されている。
迫田氏は、3日後の6月17日に国税庁長官に
栄転したため、20日付の学園との契約こそ、
後任の佐川理財局長だったが、「格安売却」の
責任者は、紛れもなく迫田氏なのだ。
迫田氏は昨年7月に国税庁を退職し、今年1月
からは、「TMI総合法律事務所」と「三井不動産」
の顧問を務めている。
日刊ゲンダイの取材に、両社とも迫田氏の報酬は
明かさなかった。
迫田氏は、昨年3月の参院の参考人招致で、
森友問題についてこう言っている。
「本件について報告を受けたことはございません」
「私に対して政治家あるいはその秘書の方等から
の問い合わせ等は一切ございません」
佐川氏同様、迫田氏にもウソが許されない
証人喚問ですべてを語ってもらうべきだ。
【転載終了】
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やっとキーマンの名前が表に出てきました。
麻生財務相が「佐川、佐川・・・」を連呼する
のは、この辺を隠したいのでは。
迫田氏は、安倍首相と同じ山口県出身で、
旧知の仲なのでしょう。
佐川氏が従犯なら、迫田氏が主犯というところ
でしょうかね?
証人喚問は、佐川氏と迫田氏、そして、
昭惠夫人というところですしょう。
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