文書改ざんを事前把握 安倍官邸に「隠蔽工作」の重大疑惑・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】

■文書改ざんを事前把握 安倍官邸に「隠蔽工作」の重大疑惑

 2018年3月17日


 森友問題をめぐる財務省の決裁文書

改ざんは、安倍官邸ぐるみの「隠蔽工作」

だったのではないか――。


 理財局の“単独犯”説を強調している

安倍政権に対し、こんな重大疑惑が浮上した。

菅官房長官は15日の会見で、官邸が5日の

時点で、国交省から

「文書改ざんの可能性がある」との報告を受け

ていたと発言。

さらに安倍首相についても

「6日に報告を受けていた」と明言したからだ。


 2日の朝日新聞のスクープ報道を受け、

財務省が最初に決裁文書のコピーを参院予算

委理事会に提出したのは8日。

しかし、この文書は改ざん後だったために野党

が猛反発。

結局、改ざん前の文書が明らかになったのは

11日だった。


 ところが、15日の菅長官の説明通りなら、

少なくとも6日の時点で、安倍官邸は文書改ざん

の可能性を事前に把握していたことになる。

菅長官は「(真偽を)確認できる状況になかった」

などと言い逃れしていたが、それならばなぜ、

財務省が改ざん後の文書を国会に提出する時に

明らかにしなかったのか。


■6日に報告を受けながら……


 14日の参院予算委で質問に立った自民党の

西田昌司議員は、財務省の太田充理財局長を

鬼の形相でにらみつけ、

「5日の時点で文書改ざんの可能性を知って

いたのに、なぜ国会や政府に説明しないんだよ!」

「説明していればこんな異常事態にはならなかった

はずだ!」とブチ切れていたが、何のことはない。

安倍首相はとっくに決裁文書の改ざんの可能性が

あることを把握していたのだ。


 それなのに安倍首相は14日の参院予算委でも

「報告を受けたのは11日」と“虚偽答弁”を繰り返して

いたから許し難い。


 上智大教授の中野晃一氏(政治学)はこう言う。


 「官邸が改ざんの可能性を把握しながら、改ざん

後の文書公表をとがめないのは明らかに不自然

です。公表後、野党が『他に文書はないのか』と

問うても、財務省は明確な返答を避け続けた。

原本を隠し通すつもりだったと疑われても仕方あり

ません。文書改ざんについても、『佐川氏の答弁に

合わせた』というのなら、『安倍首相』『昭恵夫人』

など、政治家の名前を削除する必要はなかった

はず。佐川氏の答弁に合わせたのではなく、安倍

首相や昭恵夫人の関与を否定するために改ざん

したのでしょう。結局、官邸の指示の下で行われた

改ざんを、今なお官邸ぐるみで隠蔽しているのでは

ないか。それ以外に解釈しようがありません」


 やはり“本丸”は安倍官邸だ。


【転載終了】

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 予算委での西田昌司議員のパフォーマンスは

いつものことです。

西田議員の役割は“茶番”を演じることです。

ネット住民なら知っていることですが。


 安倍内閣支持率は前月比マイナス9.4ポイントの

39.3%に低下したとのことです。


 しかし、50代以上では不支持が全ての年代で

上となりましたが、10~40代で支持が不支持より

高く、まだ政権が崩壊するような危険水準では

ないと言えますが。


 若年層がまだ安倍政権の正体がわかって

いないのでしょうね。


 安倍政権を継続させると、ご自分たちに

跳ね返ることを。


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