牙を剥くロシア「500年続いた西側の世界支配はいま終わる」・・・

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【転載開始】

■牙を剥くロシア「500年続いた西側の世界支配はいま終わる」


<プーチン再選必至の大統領選を控え、

ロシアと西側の対立が激しくなっている。

国内で暗殺未遂事件を起こされたイギリス

は激怒し、ロシアに甘いとみられてきた

トランプ米大統領も矢継ぎ早にロシア

対抗策を打ち出し、まるで冷戦期のようだ>


 ロシアは、アメリカとその同盟国からの

いかなるに「最後通告」にも応えることを

拒否し、「西側が主導する世界秩序は

もはや終わった、今後は独自の外交

路線を追求する」と宣言。

戦いの舞台は世界各地から宇宙空間

にまで至る。


 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領

が軍事力や政治的影響力の拡大を目指

すなか、フランス、ドイツ、イギリス、

アメリカなどの西側諸国はロシアの内政

干渉を批判してきた。

だがロシア側はこれを一蹴。

セルゲイ・ラブロフ外相は、最近の対ロ投資

フォーラムで、ソ連崩壊後の混乱を乗り

越えて再び世界の大国に上りつめたロシア

に「過剰な反応をみせる」国が多い、

とうそぶいた。


 「わが国はいかなる相手との対立も望んで

いない。公正な条件のもと、すべての国々と

協力したい」と、ラブロフは国営タス通信に

語った。

「相互尊重に基づき、利害の均衡を図りつつ、

双方にとって受け入れ可能なアプローチを取る

ことが肝心だ」


 ラブロフは、最近のロシアと西側の緊張の

原因は「過去500年にわたる西側の世界支配

が終わりつつあるにもかかわらず、頑なに

これを受け入れないアメリカとその同盟国の

姿勢にある」と指摘する。

世界を支配する何世紀分もの習慣がこびり

ついている国々にとっては、今の世界情勢の

変化は受け入れがたいのだろう、と。


■イギリス国内でまたスパイ暗殺


 西側諸国とロシアの関係悪化を示す最新の

事例が、ロシアの元スパイの毒殺未遂事件だ。

2010年にイギリスに亡命したセルゲイ・スクリパリ

は今月初め、英南部のソールズベリーのベンチ

で娘とともに意識不明で発見された。

英政府は、犯行に使われた猛毒の神経剤

ノブチョクは旧ソ連によって開発されたものだと

して、ロシアの外交官23名を国外退去にした。


 ロシア政府はこれに対し「前代未聞の許し難い

挑発」と激しく反発。

ラブロフは「すぐに対応措置を執る」と言った。


 アメリカも、ロシアが2016年の大統領選挙に

干渉し、ドナルド・トランプ現大統領の当選を

ひそかに後押ししたとして前オバマ政権の

末期に外交官の国外退去処分に踏み切った。

ロシアもトランプも疑惑への関与を否定して

いるが、両国の関係はその後も改善していない。


 軍事的にも、関係は険悪化しつつある。

ロシアが2014年にウクライナのクリミア半島を

併合した後、アメリカ主導の軍事同盟である

NATO(北大西洋条約機構)は、ロシアとの

国境地帯に配備する戦力を増強した。

ロシアは、アメリカが全世界的なミサイル防衛

システムでロシアを封じ込めようとしていると

主張し、冷戦時代にも似た軍拡競争が復活

しつつある。


 ロシアは西側主導の国際秩序にも異を唱えて

いる。

2015年には、孤立していたシリアのバシャル・

アサド大統領を支持する立場からシリア内戦に

介入。

ISIS(自称イスラム国)や西側が支援する反政府

勢力との戦いで一時は敗色濃厚だったアサド

政権が再び全土の支配権を取り戻しつつある

のは、ロシア(とイラン)の支援の賜物だ。


 かつては親ロシア的な姿勢を見せていた

トランプも、ここへきて強硬姿勢に転じつつ

あるようにみえる。

3月15日には、大統領選挙介入などでロシアの

団体や個人に政権として初めて制裁を科すと

発表した。

またイギリスでの元スパイ暗殺未遂事件に

ついても、「確かにロシアの仕業のように見える」

とロシアを非難。

ロシアに対抗して「宇宙軍」の創設も指示している。

(翻訳:ガリレオ)


【転載終了】

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 アジアの状況は、16日に米政府当局者が

台湾への渡航を可能にする台湾関係法に

トランプ大統領が署名したようです。

中国はこの法律が成立すると米との戦争も

辞さずと警告をしています。


 プーチン大統領も、演説で最新兵器を公開し、

アメリカに警告を発しました。


 現在、ロシアと中国はほぼ、プーチン大統領

と習近平総書記が掌握しています。


 トランプ大統領は、政権スタッフを次々解任し、

トランプ大統領に助言する人がいない状況です。


 現在は、経済戦争による鞘当ての状態で

しょうかね?


 日本国民が思っているより遥に、世界環境は

シリアスな状況です。


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