汚れた東京五輪に今度は“談合疑惑”が浮上・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■汚れた東京五輪に今度は“談合疑惑”

 が浮上・・・司直の手は電通に伸びるのか

 公開日:2022/11/21


 東京五輪は、どこまで汚れていたの

か──。

汚職事件に続き、談合疑惑が発覚だ。

2030年の札幌五輪招致が進んでいるが、

この国での五輪開催はもう無理じゃな

いか。


 五輪汚職で摘発された贈賄側5社の

うち一部が東京地検特捜部に対し、

競技テスト大会の実施計画の立案事業

に関する入札について、「談合があった」

と説明していることが判明。


 特捜部は「不当な取引制限」を禁じる

独占禁止法に抵触している疑いがあると

して、公正取引委員会と共に調べを進め

ているという。

読売新聞が20日の朝刊1面で報じた。


 問題の入札は、2018年に実施された

計26件。

電通などの9社と共同企業体1団体が落札

した。

契約金額は総額約5億円に上る。


 大会組織委員会(現在は清算法人)の

元職員は、日刊ゲンダイの取材に

「ついにこの話が出てきたかという感じ

です」と吐露し、こう続ける。


 「テスト大会の『計画・立案』は、

いわばテスト大会と本大会の『運営』と

ワンセット。そうしないとノウハウが

生かせないし、人員も確保できないから

です。テスト大会の計画・立案業務を

落札した企業は、ほぼそのまま本大会の

運営も受注しています。結果的に数百億

円規模の事業を仲間で差配していた疑惑

があるわけだから、許されないでしょう。

今後、別の案件でも大きな話が出てくる

可能性があります。五輪会場に関する

建設業務も数百億円規模ですから」


 五輪汚職事件をめぐり、特捜部は電通

の元専務で組織委元理事の高橋治之氏を

起訴した。

談合疑惑では電通にもメスを入れるつもり

なのか。司直の手はどこまで広がるのか。


 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士

はこう言う。

「独禁法違反に問えるかどうかは、受注側

に継続的な“談合組織”が形成されていたか

どうかが焦点になります。組織委という

一時的な組織の発注に対し、受注側が

組織的に継続性をもって受注調整をしてい

たのかどうか。悪質性なども加味されるの

で、公取委が独禁法違反を認定するハードル

は高いと考えられます。一方、刑法上の

談合罪は単発的な案件も対象になり得るの

で、比較的ハードルは低い。特捜部は『談合

の疑いあり』との情報を公取委に提供し、

受注側への調査の端緒をつくったのでしょう」


 疑惑だらけの東京五輪の総括すらできて

いないのに、新たな五輪開催なんて到底ムリ

だ。

2030年の札幌五輪招致は、ますます雲行き

が怪しくなってきた。


【転載終了】

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 これが、日本の現実なのでしょう。


 美しい国には到底なれないですね。


 札幌五輪で同じようなことをした

ら、救いようがないですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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