日本の楽勝ムード漂うコスタリカ戦には落とし穴・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■日本の楽勝ムード漂うコスタリカ戦には

 落とし穴・・・

 スペイン戦とは見違えるチームの可能性

 公開日:2022/11/27


 日本代表は25日、ドーハ市内で27日に

行われる第2戦のコスタリカ戦に向けた

練習を行い、MF久保建英(21=Rソシエダ)

は「勝ち点3を取れたのが大きい。ここから

メンバーも変わってくると思うが、想定以上

の結果を得られて、ここから違う戦い方が

できればいい」と決意を語った。


 初戦で強豪のドイツに歴史的逆転勝利を

飾り、第2戦の相手となるコスタリカが

スペインに0-7で大敗。

勢いの差は歴然で、メディアは盛んに

楽勝ムードをあおっている。


 確かにスペイン戦でのコスタリカは

ひどかった。

しかし、コスタリカは2014年ブラジル大会

では、ウルグアイ、イタリア、イングランド

のW杯優勝経験国3チームを上回り、

グループリーグを首位通過。

GKナバスを中心に5試合で2失点の堅守で

日本が進んだことのない8強入りを果たして

いる。

初戦で大敗を喫したことで、日本戦は

メンバーを18歳FWベネット、20歳MFサモラ

らの若手中心にガラリと切り替える可能性も

あるという。

そんなに楽な相手なのか。


 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が

こう言った。

「今回は経験のある30代の選手が多くメンバー

に入っていて、スペイン相手にかつて採用して

いた5バックではなく、4バックの4-4-2とい

う攻撃も視野に入れたシステムで勝負を挑むと

いう大きな勘違いをしてしまった。日本戦は

若手中心になるとしたら、フレッシュな怖さは

あります。とはいえ、コスタリカ相手に引き

分けているようでは話になりません。日本は

コンディションが万全でない選手を休ませ、

ドイツ戦で出番のなかったFW上田、MF相馬、

DF伊藤らを起用しながら勝ち点3を奪うこと

が必須になります」


■冨安、酒井宏樹の出場は絶望的に・・・


 ただ、落とし穴もある。元ワールドサッカー

グラフィック編集長の中山淳氏はコスタリカ

について「スペイン戦は4バックで通用しな

かったため、3失点した後に5-4-1にシステ

ムを変更。目の前のスペイン戦は捨てて次の

日本戦のために5バックを試すと、前半の最後

はスペイン攻撃陣を封じていた。コスタリカ

は日本戦も5バックで挑んでくることが予想さ

れ、日本が守備網をこじ開けるのは骨が折れ

ると思います」と語っている。


 さらに中山氏は7失点した絶対的守護神ナバス

についても

「所属しているパリSGではイタリア代表GK

ドンナルンマの控えに甘んじて出場機会が全く

なかった。直前のイラク代表との親善試合で

実戦感覚を養うはずが、中止になってしまい、

初戦がぶっつけ本番だった。ただ、1試合出た

ことで次戦は修正してくるでしょう」とも指摘

しているのだ。


 日本のコンディション面も問題だ。

左ふくらはぎの違和感でドイツ戦を欠場した

MF守田英正(27=スポルティング)は

コスタリカ戦に「出場OK」と宣言したが、

DF酒井宏樹(32=浦和)は左太もも裏、

DF冨安健洋(24=アーセナル)は右太もも裏

の違和感のため、共に全体練習に参加しなかっ

た。

24日に病院で検査を受けた酒井は練習会場で

「もちろん痛みはある」と話した。

最終ラインの2人の出場が絶望的となったのは、

大きな不安材料である。


■本田圭佑は2勝1敗で3チームの可能性警戒


 コスタリカはこの日、ウオーミングアップ

すら公開しない完全非公開練習を行い、

日本戦に向けた調整を行った。

久保は「0-7で負けた後だし、次は絶対に

勝たないと彼らのW杯が終わってしまう。

今回は相手が前に出てこないといけないので、

前線の選手が本来の輝きを放てると思う」と

ガンガン攻めることを示唆する一方、

先を見据える森保一監督(54)は主力を休ま

せることをほのめかしている。

ただ、元日本代表エースの本田圭佑はテレビ

朝日系「報道ステーション」に出演し、

ドイツがスペインに勝って日本を含めた

3チームが2勝1敗で並び、得失点差争いに

なることを想定。

「できるだけコスタリカには大差で勝ちたい

けど、そんな甘い相手じゃない」と語ってい

る。


 メンバーを落として大差勝利とは虫が良す

ぎないか。

“ドン引き”したコスタリカにがっちり守られ

大苦戦、なんてことになりかねない。

油断は禁物である。


【転載終了】

**********************


 個人的には、ドイツ戦はディフェンス

がよかったから勝てたと思います。


 ゴールに焦点を当てすぎているような

気がします。


 もし、ドイツに2点目を取られていた

ら、日本は負けていたように感じます。


 もちろん攻撃も素晴らしかったですが。

ほとんど攻められっぱなしのところに

ワンチャンスを生かしたところは次に

つながるでしょうし。


 日本戦にコスタリカは死に物狂いで

くると思います。

手ごわいでしょう。


0コメント

  • 1000 / 1000