日経平均・・・海外勢の日本脱出が止まらない。
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■売り越し過去最悪8.5兆円 海外勢の日本脱出が止まらない
2018年3月30日
東証が29日公表した部門別売買動向
(3月第3週=19~23日)によると、
外国人投資家は2599億円を売り越し
(現物と先物の合計)、11週連続の売り越し
となった。
この間の合計額は約8.5兆円と、過去最大
規模だ。
「データのある2003年以降で、売越額が
8兆円を超えたのは初めてです。これまで
最高額だった15年チャイナ・ショック時の
7兆円をあっさりと抜きました。トランプ大統領
が仕掛けた貿易戦争の影響は無視できま
せんが、日本独自の問題が浮上しています」
(市場関係者)
海外勢は日本市場の特殊性に嫌気が
差したという指摘がある。
「外国人投資家など大口の投資家が大量に
株を売却しても、日銀がETF(上場投資信託)
を購入し、株価を下支えしています。海外勢
には市場原理の働かない歪んだ市場に映り
ます。そればかりか、森友問題で文書の書き
換えが発覚した。海外投資家は、日本は
公文書が書き換えられてしまう国なんだと呆れ
ています。そんな後進国に投資などできないと
いうのが本音かもしれません」
(海外投資家に詳しい投資顧問会社エフピー
ネットの松島修代表)
■日銀が必死の買い支え
一方で、日銀の株価維持策によって日経平均
は2万円の大台を死守し続けている。
日銀は今月(29日まで)、11営業日で
計8081億円のETFを購入。
異次元緩和がスタートした13年以降で、
最大規模の買い入れ額だ。
今年に入ってからは、海外勢がモーレツに
「売り」、日銀が「買う」構図が鮮明になっている。
「アベ相場は最終局面を迎えつつあります。
いまは年度末決算(3月末)を控え、保有株の
含み益を確保するため、日銀以外にも大量に
株を買う機関投資家が存在します。でも、4月
になると状況は一変します。『安倍政権は持た
ない』と感じるマーケット関係者が増えているの
で、新政権誕生に向けた催促相場が出現し、
株価下落が加速する危険性があります」
(株式評論家の倉多慎之助氏)
NYダウはここ3週間で5.3%下がった。
日経平均はマイナス3.0%にすぎない。
この差が、「日銀効果」だと市場ではささやかれる
が、4月以降は“お化粧”が剥げ落ちそうで……。
【転載終了】
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やはり、海外勢が売り浴びせているようです。
20000円割れしてもおかしくないのに、
と思ってましたが、異常なほどの日銀の買い
が入っていたのでしょう。
これで、安倍退陣となったらとんでもない
暴落となりそうですね。
佐川氏は、財務官僚として、投資家からも
恨みを買いそうです。
「アベノミクス」維持のため、膨大な資金を
投入してきた日銀、GPIFの罪は重いです。
本当に、安倍首相は、「貧乏神・疫病神・死神」
です。
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