岸田政権の“局面打開”に利用される国民民主党

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■岸田政権の“局面打開”に利用される

 国民民主党

 「連立検討」報道に玉木代表の入閣案

 まで浮上

 公開日:2022/12/03


前から仲は良さそうだった

(C)日刊ゲンダイ


 岸田自民党の焦りの表れか。自民党

が公明党との連立政権に国民民主党を

加える案を検討していると2日、時事

通信が報じた。

自民、国民民主両党の幹部が水面下で

接触を続けており、支持率が低迷する

岸田政権にとっては、局面転換を図る

狙いがある。


 時事の記事によると、国民民主側と

の交渉は岸田首相(党総裁)と

麻生副総裁も了承済み。

時事は「あとはタイミングだ。今の

政権はこれぐらいのカンフル剤を打た

ないと良くならない」という自民党

関係者のコメントも紹介。

岸田首相が2日、この件について

「全く知らないし、私自身考えてはい

ない」と記者団の質問に答えたのも、

しらじらしかった。


■党の分裂は必至


 国民民主は今年の通常国会で今年度

予算と第1次補正予算に賛成したのに

続き、今国会でも第2次補正予算に

賛成。

すっかり「野党色」は薄れていた。


 「衆参計20人の国民民主の所属議員

のうち、自民との連立を強く望んでい

たのは玉木代表、古川元久国対委員長、

そして和歌山県知事に転身した岸本周平

前幹事長代行の3人程度です。全員、

財務官僚あがりで党内では『財務省3人

衆』と呼ばれています。先の和歌山県

知事選で岸本さんが自民の支援を受け

て当選したことも、自民との連立協議

に向けた『地ならし』と受け止められ

ています」(国民民主関係者)


 自民と国民民主は臨時国会の閉幕を

受けて調整を加速させたい意向。

玉木代表が年明けにも入閣する案も

浮上しており、その場合は来年1月の

通常国会召集前に内閣改造が行われる

可能性がある。

ただ、公明は「わが党にメリットは

ない」(党重鎮)と反発。

国民民主を支援する連合の理解を得ら

れるかも不透明だ。


 「国民民主の党内にも異論が強く、

特に日本維新の会との連携を深める

前原誠司代表代行らは納得しないで

しょう。玉木代表が自公との連立に

突っ走れば、前原さんらが中心と

なって党を離れる議員が続出しかね

ない」(政界関係者)


 それでも玉木代表たちは自民につい

ていくのか。


【転載終了】

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 権力欲ですかね?


 国民民主は野党内与党のような

存在ですから、自民にすり寄るの

は時間の問題だったのでしょう。


 所詮、政治哲学など持ち合わせ

ない似非政治家なのでしょう。


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