NHK新会長に稲葉延雄氏・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■NHK新会長に稲葉延雄氏

  “日銀総裁になれなかった男”が

 公共放送トップに選ばれた経緯と評判

 公開日:2022/12/06


 NHKの新会長に5日、元日本銀行理事の

稲葉延雄氏(72)が選出された。

外部出身の会長は6人連続。

現会長の前田晃伸氏は1期で退く。

稲葉氏は来年1月25日に就任予定で任期

は3年となる。


 稲葉氏は静岡県出身。

1974年に東大経済学部卒業後、日銀に

入行し、考査局長や理事を歴任した

「日銀プロパー」だ。

2008年からリコー特別顧問に転じ、

取締役会議長などを務めた。


 「日銀時代は企画畑のエースであり、

入行時から自他ともに認める『将来の

総裁候補』でした。実際、13年3月ま

で総裁だった白川方明氏の『次は稲葉

で決まり』といわれたが、12年12月の

第2次安倍政権の発足で潮目が一変。

官邸主導の“横やり”人事により、いわ

ゆる『リフレ派』の黒田東彦氏が総裁

に就任し、現在に至るわけです」

(日銀関係者)


 稲葉氏は今年6月にリコーの取締役

会議長を退任。

今もリコー経済社会研究所参与の肩書

こそ残るが、一線を退いた直後に

NHK会長へ“横すべり”。

なぜ、元日銀マンが公共放送のトップ

に選ばれたのか。

一体、どんな人物なのか。


 「安倍政権下ではNHK会長は官邸主導

で決まったが、今回の人事に政治の“にお

い”はしない。岸田首相が無関心なことも

あるが、正直かまっている余裕はないの

でしょう。夏ごろまでは、NHK内でも

『今度こそ内部昇格』との意見が強く、

初の女性会長として、現在ナンバー3の

林理恵・専務理事を推す声があった。

しかし、会長人事を牛耳る政治部出身者

の主導権争いもあってまとまらず、結局、

前田会長が後任の人事を進めていったの

です」(NHK関係者)


 人選にあたっては経済界を中心に進め

られ、「最終候補」として丸紅元社長の

朝田照男氏の名前が挙がっていた。

ただ、丸紅も前田氏の出身母体・みずほ

FGと同じ芙蓉グループ。

前田氏が「お手盛り人事」との批判を気

にした結果、朝田氏と共に経済同友会の

監査役を務める稲葉氏に白羽の矢を立て

たとみる関係者もいる。


 「稲葉氏は相当な自信家で『オレがオレ

が』というタイプ。結構、威張るので、

若い頃は頭上の蛍光灯がチカチカし出すと、

『何で取り換えないんだ!』と周囲にあた

り散らすこともあったそうです。結局、

日銀総裁になれなかっただけにNHK会長

ポストは彼の自尊心を満たすには十分で

しょう。日頃は日銀の独立性を重んじ、

政治の介入によって金融政策を歪める黒田

総裁には批判的です」

(稲葉氏を知る金融関係者)


 その気骨を持ってNHKへの政治介入を

はねのけてほしい。


【転載終了】

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 元日本銀行理事の稲葉延雄氏(72)

の新銀総裁だったら日本経済はここま

で落ち込むことはなかったかも?


 日本経済は、安倍→黒田のリフレ派

のために落ち込んでしまいました。

リフレ理論提唱者の米経済学者が

リフレ理論は間違いと撤回したにも

関わらず、安倍・黒田氏は経済政策の

撤回、再構築をしませんでした。


 ただ、稲葉氏のNHK会長が適任と

は限りませんが。


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