国会で異様な慌てぶり 太田理財局長が隠した秘密会議同席・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■国会で異様な慌てぶり 太田理財局長が隠した秘密会議同席

  2018年4月5日


 異常なまでの“逃げの答弁”だった。

財務省の森友文書改ざんについて、

国会で批判の矢面に立つ太田充理財局長が、

問題のカギとなる“秘密会議”に出席していた

ことが発覚した。


 会議が開かれたのは、朝日新聞が最初に

森友問題を報じてから約2週間後の昨年2月22日。

当時の佐川宣寿理財局長が菅官房長官と面会し、

財務省側が報道後初めて森友問題の詳細を説明

した場だった。


 4日のNHK報道によると、会議の2日前には、

国有地値引きの根拠である地中ゴミの撤去工事

を巡り、理財局職員が森友側に口裏合わせの

ウソをつくよう求めていた疑いも浮上。

昨年2月下旬に財務省が改ざんに手を染め出す

頃に開かれた会議で一体、何が話し合われたのか。


■文書改ざんの“主犯”のような動揺


 今月3日の衆院財務金融委員会で答弁に

立った太田局長の慌てた様子は、

よほど重要なやりとりがあったことをうかがわせる。


 立憲民主の川内博史議員に「誰が同席したのか」

と問われると、太田局長は妙に焦った様子で

「最終的な責任を持って説明したのは理財局長」

「出席者を細かく答える必要はない」と繰り返す

ばかりで、逃げの一手。

食い下がる川内氏に、ようやく「事実関係を確認

させて欲しい」と答え、審議は一度打ち切りに。

再開後、確認を済ませた太田局長は、

ため息交じりに「同席者は総務課長と総括審議官」

と明かしたのだった。


 まるで他人事のように同席者の役職名だけを

打ち明けたが、よくよく調べてみると、

当時の総括審議官は太田局長自身だ。

15年7月から2年間、職務に就いている。


 「総括審議官は、財務省大臣官房で官房長に

次ぐ『ナンバー2』。省内のあらゆる案件を把握

すべき立場です。佐川氏が証人喚問で、前任者

から森友案件について引き継がれていなかった

旨を証言しましたから、太田氏の方が事情に精通

しているはずです。昭恵夫人の名前があった

改ざん前の文書の存在を知っていた可能性もあり

得ます」(野党関係者)


 太田局長は必死になって“秘密会議”への同席

を隠していたわけだ。

ひょっとして、改ざんの“主犯”は太田局長か。


【転載終了】

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 太田局長は、この問題を乗り切れば、

主計局長から事務次官への階段が

約束されたようなものと言われています。


 万一、当事者として糾弾されるような

ことがあればボツでしょうね。


 焦るのもわかります。


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