茨城県議選で公明4人全員当選も得票ガタ減り・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■茨城県議選で公明4人全員当選も得票
ガタ減り・・・統一地方選は苦戦必至、
結党以来最大の窮地
公開日:2022/12/17
来春の統一地方選の前哨戦とされた
茨城県議選(11日投開票)で現職10人
が落選した自民党に暗雲が漂っているが、
実は永田町の選挙のプロの間では、
自民党以上に公明党の退潮が注目されて
いる。
公明党は県議選で擁立した4人全員が
当選したため、表面的には敗北感はない
が、候補者の得票をよく見ると驚く結果
となっている。
現職2人が4年前の前回と比べ、大きく票
を減らしているのだ。
県庁所在地を含む【水戸市・城里町】
の選挙区で立候補した現職(男性)は
「3507票」減。
4年前、1万6117票→今回、1万2610
票県北の【日立市】選挙区で立候補した
現職(男性)は「1568票」減。
4年前、1万3305票→今回、1万1737票
世代交代で新人が立候補した【つくば市】
選挙区こそ、得票はほぼ横ばい
(前回1万1620票、今回1万1355票)で、
残る1人の現職は今回無投票当選だったの
で比較できないが、
「水戸市で約3500票も減らしているのは
ちょっと衝撃的。県議選レベルでは大き
すぎる数字です。日立市での約1500票減
でも、公明党にとっては大打撃でしょう」
と選挙のプロは解説する。
創価学会を支持母体とする公明党は
ガチガチの組織政党だ。
支持者の固い票がほとんどのため、地方選挙
での得票に上振れや下振れはまずない。
それが茨城でこの結果では、山口那津男代表
を筆頭に党幹部らはマッ青だろう。
それでなくても公明党は、今年7月にあった
参院選(比例)で、目標とした800万票には
ほど遠い約618万票しか獲得できず、
昨年の総選挙(比例)の約711万票から
100万票近くも減らしている。
統一地方選に向け集票力回復を急いでいたが、
出はなをくじかれた形だ。
■来春の統一選は苦戦必至
「支持者の高齢化で選挙活動の運動量が
減っていることに加え、一連の統一教会
(現・世界平和統一家庭連合)問題の影響
が少なくないでしょう。宗教2世の問題など
が週刊誌で頻繁に取り上げられてもいます
からね。この調子だと、来春の統一選で
苦戦必至。結党以来、最大のピンチです」
(政治評論家・野上忠興氏)
「平和の党」のはずが、敵基地攻撃能力の
保有や防衛増税に賛成だから、ますます票を
減らすんじゃないか。
【転載終了】
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日本は、神社や信仰宗教、医療等
保守系に投票する組織票があるから
戦後70有余年も自民党一党支配が
続いてきたのでしょう。
日本国民は自民党なら間違いない
という固定思考に支配されているの
で、そもそも政権交代の土壌が生ま
れないんです。
この固定化した思考が
″日本国民は政治的意識レベルが低い″
との国際的な評価につながるので
しょうね。
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