アベノミクスが終焉、事実上の利上げで日本の経済政策に大転換
情報速報ドットコム
【転載開始】
■アベノミクスが終焉、事実上の
利上げで日本の経済政策に大転換
住宅ローンに影響も?円高加速で
1ドル137円台⇒131円台に急変動
2022年12月21日
12月20日に日本銀行は金融政策決定会合
で大規模緩和を修正する方針を決定し、
今まで0.25%程度としてきた長期金利の
変動許容幅を0.5%に拡大すると発表しまし
た。
黒田総裁は記者会見で「利上げではない」
として一時的な措置であると説明していまし
たが、市場や識者の多くは明確な利上げ表明
と受け取っています。
この日だけでドル円は1ドル137円台から
131円台まで円高が進み、株式市場も1000円
ほどの急落が起きました。
長期金利だけの見直しだとしていますが、
これによって住宅や車のローンも変動する
可能性があり、早ければ来月から0.1%ぐら
い変わるのではないかと言われているほど
です。
一方で、事実上の利上げは日米の金利差
を縮小することになり、昨年から悪化して
いた円安は一旦収まると思われます。
円安が一段落することで物価上昇も和らぐ
ことが期待され、この点は庶民にとって
メリットになりそうです。
ただ、中長期的な視点で見ると、
利上げは経済活動全般を引き締めるもので、
企業活動が冷え込むことで不況が長引く
ことになるかもしれません。
★追い詰められた「日銀」、事実上の利上げの
”次”
https://toyokeizai.net/articles/-/641399
日銀の黒田東彦総裁は、たんに「蒸気弁」
を開けて圧力を逃がしながら、超低金利を
維持し続けることができると考えている。
この動きは「利上げではない」と黒田総裁
は記者会見で語り、むしろ 「市場機能の
改善 」を目的とした技術的な措置であった
と述べた。
同氏が動いたのは、日本国債の市場におけ
るいくつかの歪み(以下で説明)が、社債
市場や、他の一部の金融市場に波及してい
るためだ。
金利の引き上げは、日銀の10年にわたる
戦略からの脱却の第一歩ではないと黒田氏
は主張する。
「金利を上げるつもりも、金融を引き締め
るつもりもまったくない」。
★日銀が緩和縮小、長期金利の上限0.5%に
事実上の利上げ
https://www.nikkei.com/article/DGXZ
QOUB173480X10C22A6000000/
日銀は19~20日に開いた金融政策決定会合
で、大規模緩和を修正する方針を決めた。
従来0.25%程度としてきた長期金利の変動
許容幅を0.5%に拡大する。
20日から適用する。長期金利は足元で変動
幅の上限近くで推移しており、事実上の
利上げとなる。
変動幅の拡大は21年3月に0.2%から0.25%
に引き上げて以来となる。
【転載終了】
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2018年には海外から「アベノミクス」
の失敗を指摘されていましたので、
遅くとも2019年には政策転換すべきで
したね。
原因は、安倍晋三と黒田総裁ですが、
いつまでも黒田総裁が居座り政策の失敗
を認めない姿勢に問題がありました。
華々しい経歴を持ちながら、晩節を
汚したと言われても仕方がないですね。
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