森友で弱気答弁、自民党内で囁かれる「安倍退陣」の花道論・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■森友で弱気答弁…

 自民党内で囁かれる「安倍退陣」の花道論

 2018年4月11日


 「総理は心が折れてしまったのではないか」―。

森友問題で釈明に追われる安倍首相が弱気な

答弁をし始めたことで、自民党内に波紋が

広がっている。

辞任が近いのではないかとみられているのだ。


 党内をザワつかせる答弁があったのは、

9日の参院決算委員会でのことだ。


 森友学園問題について、安倍首相は

「私も妻も関わっていないが、そうだという証拠

や証言はない」「妻が名誉校長を引き受けた

ため疑念を持たれてもやむを得ない」と話した。


 「これまでの関わりを全否定する答弁から、

随分トーンダウンした。妻は関わっていたと

認める発言にも取れるので、テレビで見て

いてビックリしました。総理の表情にも覇気が

なく、まるで第1次政権の末期のようだった。

これはもう長くは持たないのではないか。

党内の重鎮が総理の辞め時、辞め方を協議

する段階に来ているという話も耳にします。

具体的には、来週の日米首脳会談か、来月

の日ロ首脳会談を花道に今国会中に退陣

してもらうプランが浮上しているようです」

(自民党中堅議員)


 10日、二階派と麻生派の幹部が会合を

持つことも、「安倍退陣の花道論」に拍車を

かけている。麻生財務相は、森友問題は

安倍夫妻のとばっちりで矢面に立たされて

いると考えていて、安倍首相との関係が

ギクシャクしているといわれる。


 「財務省が公文書改ざんを公表する直前、

麻生大臣は『本当にやっていたのか』と

絶句していたそうです。菅官房長官を大臣室

に呼んで善後策を協議したのですが、『何

やってんだ』『(悪いのは)昭恵だろう!』と

怒鳴る声が廊下まで聞こえてきたと省内で

話題になっていました」(財務省関係者) 


 9日の参院決算委では、安倍首相が昨年

7月の東京都議選の街頭演説で

「こんな人たちに負けるわけにいかない」と

ブチ切れた件も問われた。

聴衆から「辞めろ」コールが湧き上がったこと

について、安倍首相は「選挙妨害」と断じ、

「私の演説をかき消すかのような集団的な発言」

と批判した。


 昨年10月の衆院選で、安倍首相の第一声の

会場に集まった有権者におにぎりが配られた件

が公選法違反の疑いで事情聴取されているのに、

よくも選挙妨害などと言って正当化できるものだ。

憲法で認められた「表現の自由」も理解して

いない首相には、憲法改正なんて絶対にやら

せるわけにいかない。


 「悲願の憲法改正ができないなら、首相の座に

しがみつく意味もないでしょう。与党内の空気も

『退陣やむなし』に傾いています。公明党の山口

代表が『李下に冠を正さずという不文律をわき

まえ、省みてほしい』『首相自身も昭恵氏も共に

力を合わせて、重要な政局に当たってほしい』と

言い出すなど、与党もサジを投げている状態で、

安倍政権はかなり追いつめられている。起死回生

の一手は会期末の解散しかありませんが、自民党

は野党の合流や選挙協力が進むことを危惧して

いて、首相が解散を打つ前に羽交い絞めにする

展開が考えられる。どうしても、総辞職がチラつい

てきます」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)


 相次ぐ首脳会談は、仲良しを自任する

トランプ大統領、プーチン大統領にお別れの

あいさつをする場になるのか。

きょうの二階・麻生会談が引導を渡すことに

なるのかどうか、与党は固唾をのんで見守って

いる。


【転載終了】

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 世界は目まぐるしく動いているのに、

退任をささやかれている首相と果たして

会談の席を設けてくれるでしょうかね?


 世界に“花道なる浪花節”が通用する

のでしょうか?


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