軽いかぜは患者の自己負担上乗せ、 医療費など抑制へ提案・・・
NHK NEWS WEB
【転載開始】
■軽いかぜは患者の自己負担上乗せ 医療費など抑制へ提案
4月11日
先進国で最悪の水準の日本の財政を
立て直すため、財務省は、医療費や
介護費の膨張を抑える制度の見直し案
をまとめました。
軽いかぜなどで診察を受ける場合は、
患者の自己負担を上乗せするよう提案
しています。
見直し案は、11日開かれた財務省の
審議会で示されました。
このうち医療の分野では、患者が病院
などの窓口で支払う自己負担について、
軽いかぜなど少額の外来受診の場合は、
負担を上乗せするよう提案しました。
また医療機関に支払われる「診療報酬」は、
今は全国一律の水準になっていますが、
地域によって医療費の伸びにばらつきがあり、
住民が支払う保険料の負担にも格差が出て
いることから、自治体の判断で引き下げる
ことができるようにするべきだと提案しました。
介護の分野では、掃除や調理などの身の
回りの世話をする生活援助のサービスに
ついて、ホームヘルパーの代わりに地域の
住民やボランティアを活用できるようにして
費用を抑えることを提案しています。
審議会は、これらの案を基に提言をまとめ、
ことし6月までにまとまる国の新しい財政
健全化の計画に反映させたいとしています。
■かぜの診察料は値上げ?
医療費を抑えるために、財務省は、かぜなど
比較的軽い症状で診察を受ける場合は、
窓口で支払う自己負担を引き上げるよう提案
しています。
患者が医療機関の窓口で支払う自己負担。
現在は69歳までの人は3割、75歳以上の人
は1割を負担するのが原則です。
70歳から74歳までの人は、1割から2割へ
負担の段階的な引き上げが進んでいます。
財務省は、日本は、ほかの国に比べて、
かぜなど比較的軽い症状で診察を受ける頻度
が高く、それが医療費の増加につながっている
と指摘しています。
このため軽い症状で外来受診する場合は、
一定額を上乗せして自己負担を引き上げるべき
だと提案しています。
また患者の健康状態を把握している
「かかりつけ医」を受診すれば、余分な検査代や
薬代が減るとして、「かかりつけ医」以外の
医療機関を受診する場合は、さらに上乗せ額を
引き上げることも提案しています。
■地域別診療報酬の設定を後押し
財務省は、医療機関に支払われる「診療報酬」
について、自治体の判断で引き下げることが
できるようにするべきだと提案しました。
医療機関に支払われる「診療報酬」の水準は、
今は全国一律ですが、地域によって医療費の
伸びにばらつきがあり、自治体の財政負担や
住民が支払う保険料の負担にも差が出ています。
このため財務省は、都道府県が独自の判断で
診療報酬の水準を決め、医療費の伸びが高い
場合は報酬を引き下げたり、薬局の数が必要
以上に増えた場合は薬の調剤の技術料を引き
下げたりして、医療費の総額を抑えるべきだと
提案しています。
■介護保険 生活援助を低コストで
介護保険の分野では、調理や掃除などの
身の回りの世話をする「生活援助サービス」の
見直しを提案しました。
今の制度では介護を受ける人が、生活援助
サービスを利用する場合でも、介護士の数など
国の基準を満たした事業者のホームヘルパー
などを利用しなければなりません。
財務省は、介護費の膨張を抑えるためには、
自治体の判断で地域の住民やボランティアを
活用して安い費用でサービスを提供できるよう
にするべきだと提案しています。
ただ財務省は、サービスの質の低下につながら
ないように仕組み作りも必要だとしています。
【転載終了】
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矢継ぎ早に各法案の成立を急いで
いますが、安倍政権のうちに全て通して
しまうということでしょうか?
医療費の増大を防ぐには、過剰な薬の
投与をやめることです。
国民は知らないのかもしれませんが、
世界で流通している薬の40%が日本です。
両親の薬も大量に出ます。
お年寄りの特徴は薬を欲しがることです。
私は、3年間一回も医療機関にはかかって
いません。
家庭内で唯一持病の薬を持たない人間です。
現役を引退したら、時間もありますので、
風邪でも少し寝て水分補給で治ります。
現役の場合は呑気に寝てもいられないで
しょうが。
人間の治癒能力や回復力は結構ある
もので、薬による免疫力低下のほうが
怖いですね。
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