ドサクサ紛れ年金支給68歳へ 財務省の姑息な痛み押しつけ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ドサクサ紛れ年金支給68歳へ 財務省の姑息な痛み押しつけ
2018年4月13日
火事場詐欺という言葉がピッタリだ。
森友問題で決裁文書の改ざんや口裏合わせ
工作などが相次ぎ発覚し、信用が失墜して
いる財務省。
コトの重要性を反省し、少しは静かにしている
かと思いきや、ドサクサ紛れの愚策を打ち
出してきた。
年金の支給開始を68歳に引き上げる提案だ。
麻生太郎財務相の諮問機関
「財政制度等審議会」は11日、分科会を開催。
かかりつけの医師や薬局以外の受診や調剤
のほか、風邪など軽い症状での受診は、
窓口で支払う自己負担を引き上げる方針を
公表した。
軽い段階の受診は医療費増大の元凶と
映っているらしい。
あくどいのが年金だ。
厚生年金の支給開始年齢は、すでに
2025年にかけて段階的に引き上げ
られているが、今回、68歳まで一段
と引き上げる提案を出してきた。
その理屈がとんでもない。
11日の分科会資料はこうだ。
<老化は5~10年遅延との指摘も>
<65~74歳の前期高齢者は心身の健康が
保たれており活発な社会活動が可能な人が
大多数>
今の高齢者は元気だから、年金支給を渋れば
そのうち働くだろう、という姿勢がアリアリ。
本音は高齢者への“経済制裁”と同じだ。
税理士の立正大客員教授・浦野広明氏がこう言う。
「働けるからといって、年金を払わないという
のは飛躍しています。せっかく年金をアテに
して人生設計をしてきたのに『元気だから』と
払われない。詐欺に遭ったようなもので、元気
だから損をするような話になってしまう。財務省
の信頼が大きく失墜している時に国民に“痛み”
だけは、キッチリ押し付けようとしている。国民は
スルーしてはいけません」
重病の財務省に“健全化”とか言われたくない。
【転載終了】
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国民がそれだけ舐められているという
ことでしょうね。
こんなひどい政権でも代えようとしない
のですから。
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