英有力紙の特派員・・・毒ガスでなく  粉塵による呼吸困難と報告。

桜井ジャーナル


【転載開始】


■ドゥーマを取材した英有力紙の特派員は毒ガスでなく

 粉塵による呼吸困難で患者は運び込まれたと報告


 ドゥーマで政府軍が化学兵器を使ったと

主張している人々にとって不都合は記事

がイギリスのインディペンデント紙に掲載

された。

同紙のロバート・フィスク特派員が攻撃が

あったとされる地域へ入って医師らを取材、

​患者は毒ガスではなく粉塵による呼吸困難

が原因で担ぎ込まれた​という説明を受けて

いる。

毒ガス攻撃があったことを示す痕跡はない

という。


 そうした患者を治療している最中、

「白いヘルメット」のメンバーが「ガスだ」と

叫んだことからパニックが始まったというが、

ドゥーマで政府軍が化学兵器を使って住民

70名以上を殺したと宣伝しているのはその

「白いヘルメット」とアル・カイダ系武装集団

のジャイシュ・アル・イスラム。

「白いヘルメット」がアル・カイダ系武装集団

と一心同体の関係にあることを本ブログでも

再三再四、指摘してきた。


 ジャイシュ・アル・イスラムはCIAの影響下

にあり、同じアル・カイダ系のアル・ヌスラと

連携(タグの違い)、イギリスの特殊部隊SAS

やフランスの情報機関DGSEのメンバーが

指揮していると報告されている。

MSF(国境なき医師団)が隠れ蓑として

使われてきたとも言われている。


 カネと人を抱えている西側の有力メディアに

実態を調べる能力があることはフィスクの

取材でも明らか。

つまり、ほかの西側メディアは取材せず

アル・カイダ系集団の宣伝をそのまま垂れ

流してきたわけだ。

西側の政府も同じこと。ドゥーマで化学兵器

が使われたという話が嘘だということは西側

の政府も有力メディアも知っていたのだろう。


 メディアであろうと学者であろうと、体制の

中でそれなりの地位と収入を確保して安穏

な生活を送ろうとすれば、言動は体制が

定めた枠組みの中に留めることは必要だ。

その枠組みの中で「左翼キャラ」や

「右翼キャラ」を演じていれば波風は立た

ない。

そうした中から「戦争は良くないが、

化学兵器を使うのも良くない」というような

発言も出てくる。

化学兵器話が嘘だと口にしたり書いたり

することは枠組みからはみ出す行為なの

だろう。


 アメリカやイギリスはロシアがロンドンで

化学兵器を使ったと証拠を示すことなく主張

している。

そのターゲットだとされているのはGRU

(ロシア軍の情報機関)の元大佐である

セルゲイ・スクリパリとその娘のユリア。

ふたりは3月4日にソールズベリーで

倒れているところを発見されたとされて

いる。


 セルゲイはスペインに赴任中の1995年

にイギリスの情報機関MI6に雇われ、

99年に退役するまでイギリスのスパイとして

働いていた。

そうした事実が退役後に発覚して2004年

12月に逮捕され、06年には懲役13年が

言い渡されているが、10年7月にスパイ交換

で釈放された。

それ以来、ソールズベリーで生活している。

本名を名乗ってきた。娘のユリアは2014年

にロシアへ戻っている。


 ユリアは4月9日に退院、当局の「保護下」

にあるというが、本人の口からの説明はなく、

どういう状況にあるのかは不明。

ロシアに住むユリアの従姉妹ビクトリアは

ふたりを心配してイギリスへ行こうとしたが、

ビザが下りなかった。

ユリアが自分の意思で身を隠しているのか

どうかも不明だ。


 イギリス政府はセルゲイとユリアに対して

「ノビチョク(初心者)」という有毒物質が使わ

れたと断定したが、元ウズベキスタン駐在

イギリス大使のクレイグ・マリーによると、

イギリス軍の化学兵器研究機関である

ポート・ダウンの科学者は使われた神経ガス

がロシアで製造されたものだと特定でき

なかったと語っている。

後にこの情報の正しさが確認されている。


 ノビチョクとは1971年から93年にかけて

ソ連/ロシアで開発されていた神経物質の

総称で、ロシアでこの名称が使われることは

ないと指摘する人もいる。

イギリス政府がこの名称を使った理由は

ロシアとの関係を強調したいからだった可能性

が高い。

使われた化学物質はA-234という神経物質

だとも言われているが、旧ソ連では2017年

までにこうした物質や製造設備は処分された。

それに対し、スイスの研究所は無力化ガスの

3-キヌクリジニルベンジラート(BZ)が使われ

たと報告している。

この分析が正しければ、ユリアの回復を説明

しやすい。


 シリアの話にしろイギリスの話にしろ、アメリカ、

イギリス、フランスは証拠を示すことなく化学兵器

話を口実にして全面核戦争を招きかねない行動

に出ている。

勿論、化学兵器は原因でなく、ロシアを核戦争で

脅すことが目的なのだろう。


​【転載終了】

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 やはり、予想どおり「偽旗作戦」でしたね。


 ネットでは、米英仏が証拠が出せないので、

「偽旗作戦」を疑っていました。


 そのために、ロシアに通告し、限定攻撃で

人的被害を回避したのでしょうね?

人的被害が出ていたら、トランプはもとより、

メイやマクロンも批判されます。


 米国の「偽旗作戦」で、イラク、アフガン、

リビア、ウクライナが崩壊しています。


 英国は米国の同盟国なのでわかりますが、

何故フランスは参加したのでしょうか?


 IS殲滅は大義がありますが、今回は武力に

よる内政干渉です。


 他のEU諸国は偽旗を知っていて、「支持表明」

にとどめたのかもしれませんね?


 マクロンの若さでしょうか?


 既に、米国がどういう国か世界は気付き始めて

います。


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