バカも積もれば山となる・・・

適菜収「それでもバカとは戦え」


【転載開始】


■バカも積もれば山となる「ゴミ処理能力」

 を上げなければ、社会は荒み滅びる

 公開日:2023/01/07


競馬でスッたって同じじゃないですか

(三浦瑠璃氏)/(C)日刊ゲンダイ


 私が中学生の頃の話。

紙くずを教室の床に放り投げた生徒に

対し、教師が「ゴミはゴミ箱に捨てろ。

おまえは自分の部屋でも同じことをす

るのか!」と声を荒らげた。

当時の私は「教室と自分の部屋は別だ

ろ」と思ったが、もちろん教師のほう

が正しい。

要するに公という概念がまだ身にしみ

ていなかったのだ。

誰もが教室の床にゴミを捨てれば、

教室はゴミであふれかえる。

これは国や社会に置き換えても同じだ。


 たとえば昨年、自称国際政治学者の

三浦瑠麗が統一教会(現・世界平和

統一家庭連合)による霊感商法の被害

について

「あるいはそれを競馬でスったって同

じじゃないですか」と言い放った。

「1匹の瑠麗を見つけたら100匹の瑠麗

がいると思え」という格言をつくった

ほうがいい。

これに同調するゴミが社会に紛れ込ん

でいるのである。

バカも積もれば山となる。

腐臭を放つので社会は荒んでいく。


 近代大衆社会が末期症状を見せる

わが国では、ゴミの処理能力が追い

つかなくなっている。

だからわれわれ一人一人が、他人に

任せるのではなく、身近なところに

あるゴミを片付けていかなければ

ならない。


 岸田文雄は年頭所感を発表。

戦後日本が積み残してきた

「先送りできない問題」に、正面か

ら立ち向かうという。


 〈昨年決定した国家安全保障戦略も

踏まえ、わが国自身の外交的努力を

さらに強化し、さらには、その裏付け

となる防衛力の強化などにも全力で

取り組みます〉


 〈歴史上、日本は何度も国難とも呼ぶ

べき大きな困難に直面してきましたが、

その都度、国民が一致団結し、自らの国

を変化させることで、あらゆるピンチを

乗り越えてきました〉


 〈今、わが国が直面する困難も皆が力

を合わせることで必ず乗り越えられると

確信しています〉


 正月早々、悪い冗談だ。

統一教会とのつながりを含め一連の

安倍晋三事件の解明など

「先送りできない問題」を先送りにして

きたのが岸田政権ではないか。


 岸田は2027年度に防衛費と関連経費

を国内総生産(GDP)比2%とするよう

指示したが、これはもともとトランプ

政権が安倍に押し付けたもの。

敵基地攻撃能力を「反撃能力」とごまか

し、軍拡のための増税を行うことが

「国難」なのだ。

これを我が事のように考えることができ

なければ国は滅びる。


【転載終了】

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 三浦瑠璃氏のような短絡的な考え

の人物が自称″国際政治学者″などと

名乗っている現実。


 そんな人物を登場させて発言させ

る低レベルなメディア。


 度々、中林美恵子早大教授に発言

を訂正される始末。

※中林恵美子

 アメリカ合衆国上院予算委員会

 補佐官(国家公務員10年)

 日本国 衆議院議員(1期)

 政治学修士(ワシントン州立大学、

 Master)


 ましてや政治家のレベル低下も世襲

の弊害になってきてますね。

因みに、岸田氏は三世議員ですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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