嘘バレた福田事務次官に 「#MeToo」続々・・・

AERAdot.


【転載開始】


■テレ朝の女性記者がセクハラ被害

 新潮に情報提供 嘘バレた福田事務次官に

 「#MeToo」続々


 テレビ朝日は19日午前0時から緊急の会見を

開き、女性記者が財務省の福田淳一事務次官

から「セクハラ被害を受け、週刊新潮に情報提供

をしていた」と発表した。


 当初、この女性記者は上司に相談したが、

上層部が対応を取らず、「セクハラについて事実

を曖昧にしてはいけないという思い」で週刊新潮

に情報提供をしたことも明らかにした。


 会見した篠塚浩取締役報道局長は「セクハラに

対する意識が低かったと言う批判は、甘んじて

受けなければいけない。

情報が共有されていなかった」「新潮社から録音

をくれと言われ、本人は迷ったけれど提供した」

「今月4日の分の録音を一部、渡した。

新潮が公表した音声は4日の録音のものと一致

している」「謝礼はもらっていない」などと説明した。


 一方、女性記者へのセクハラ発言を繰り返した

と週刊新潮に報じられた財務省の福田事務次官

は18日、一転して辞意を表明した。

だが、同日夕に記者会見した福田事務次官は

週刊新潮に報道された内容については「事実と

異なるものと考えており、裁判の中で争ってまい

りたい」と身の潔白を訴えていた。


【財務省が発表した文章と一問一答はこちら】


 当面は省内で福田氏から聴取を行った、

部下の矢野康治大臣官房長が代行する。


 週刊新潮は女性記者と福田氏のやりとりと

する音声データを公開。

麻生財務相も「聞いた感じでは福田じゃない?

という感じがしました」と認めていた。


 ところが、財務省は2日前の16日、福田氏が

「女性記者との間でこのようなやりとりをした

ことはない」と事実を否定した聴取結果を発表。

また財務省記者クラブの加盟各社に、被害を

訴える女性記者に「調査への協力をお願い

したい」とし、弁護士へ連絡するよう異例の

呼びかけをしていた。


 テレビ朝日の篠塚報道局長は「財務省への

抗議はできるだけ速やかに行いたい」と言及

した。

 

 浅はかな真っ赤な嘘が次々とバレた福田次官。

東大法学部卒業、財務省に入り、妻は元文部

事務次官でリクルート事件で逮捕された、

高石邦男氏の娘。

まさにエリートという言葉がぴったりの福田氏

だが、その"セクハラ"ぶりはかねてから知ら

れるところだった。


 ある女性記者は「週刊新潮の話は、本当だと

思います」と自身の体験を明かした。

3、4年前、福田氏から携帯に直接電話で誘われ、

指定されたバーに行った。

先に着いていた福田氏はカウンター席に座り、

ロックのウイスキーなどを何杯もおかわりし、

酔った様子だったという。


 「当時、財務省で懸案の話で質問すると、『今日

はこのあとキミの家にいってゆっくり話をするん

じゃないの』『そう思って僕のところに来たんだろう』

と言われました。前に、福田さんには気をつけろ

みたいな話を聞いたことがあったのですが、こう

いうことかと思いました。それでも仕事の話を聞く

のですが『そのジャケット、似合っているよ。脱が

せたいな』と言われて……。『福田さん、酔っぱら

いすぎですよ』とかごまかして、なんとか店を飛び

出して帰りました」


 記者クラブに加盟していない別の女性記者Bさん

も、福田氏に誘われて酒を飲みながら話していると

「そのスカート、色っぽくていいね」「スカートの中は

どう?」などと言われ手を握られたと訴える。

「思わず体がかたまって、振り払おうとすると、

さらにきつく握られて、抱きつこうとして体を

よせてきました。福田さんを押し返して『そんな

つもりありません』ときつく言うと、『オレとサシ

で飲める、話聞けるチャンス、まずないよ。

仲良くしようよ』と完全にセクハラモードで、帰り

のタクシーにも一緒に乗り込もうと押し問答に

なり、本当に困りました」


 セクシャル・ハラスメントに詳しい

板倉由実弁護士はこう話す。


 「相手がどんな職業であれ、どんな場所であれ、

普通はためらって言えないような言葉だと思いま

す。例え、相手がホステスさんだとしてもです。

あの言葉自体、そしてその後の弁解の中に彼の

女性観が表れている。『仲間内での会話で……』

という部分も、財務省がそういう文化の組織なの

だろうということがよくわかります。調査をきちんと

進める気がないのだろうなというインパクトは与え

ます」


 疑惑を報じた新潮社を名誉毀損で提訴すると

した福田氏の対応については、「典型的な反応」

と指摘する。


 「社会的な地位が高い人ほど、表の顔と違う

面を暴かれることに抵抗を示し、反訴提起を

したり、弁護士に懲戒請求してきたりすること

があります。原告が女性一人の場合などは特に、

本当に恐ろしく感じて主張を取り下げてしまい

ます。意図的かはわかりませんが、『黙ってろ』

という暗黙のプレッシャーみたいなもの。彼女を

孤立させず、不利益を被らせないようメディアが

業界をあげて守らなければいけないでしょう」


 この対応には与党内からも批判が噴出して

いた。

17日、野田聖子総務相は麻生財務相と

菅義偉官房長官に直接、

「セクハラ被害者は家族にも相談できないのが

現実。加害者側が委託した弁護士に普通は話

はできない。被害者の立場に立てば高い

ハードルがある」と伝えていた。

その矢先の辞任表明だった。


 週刊新潮は19日発売号で続報を掲載するが、

福田氏は会見で週刊新潮を名誉毀損で提訴

するという姿勢を崩していなかった。

財務省の対応が注目される。

(AERA dot.編集部 取材班)


【転載終了】

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 財務省文書が「天に唾する」形になって

しまいましたね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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