立憲民主の候補者が自民に鞍替えした勘違い

ここがおかしい 小林節が斬る!


【転載開始】


■立憲民主の候補者が自民に鞍替えした

 勘違い

 利権政治に参加したいだけではないか

 公開日:2023/01/17


 立憲民主党の候補者として、一昨年10月

の総選挙で惜敗して、次の衆院選の準備を

していたはずの若者が、突然、今年4月の

県議選に同じ選挙区内で自民党系無所属と

して立候補すると表明した。


 ご本人いわく、「自民系の議員として

地域密着で活動することで、いち早く

子育て支援や地域活性化に関する予算・

政策を実現させたいと思うようになった」。


 これを聞いて、違和感を禁じ得ない。


 国政における今の立憲民主党の役割は、

まず、長年日本を統治してきた自民党政治

の限界を突破して政策を転換するために、

政権交代を実現することである。

その上で、今の権力の私物化と利権構造を

否定して、真の規制改革で経済を活性化し

て、地方再生と多様な生き方が保障される

社会を実現することにあるはずである。


 その立憲民主党の最年少候補、しかも

女性として、「多様性が保障された社会」

の実現を目指していたはずの若者が、

「自民党の方が早く子育て支援や地域活性

化に関する予算・政策を実現」できると

考えたそうである。

しかし、それは単なる学力と倫理性の不足

としか評しようがない。


 「子育て支援」と言うが、これまで長年

にわたり掛け声だけで一向に成果を出せず、

ついに、「子育て支援のための増税」と言い

出した自民党に今さら何が期待できるのか?


 「地域活性化」と言うが、全国の駅前

シャッター街をつくってしまったのは自民党

の失政の結果ではないか。

この地方再生についても長年、掛け声だけは

聞こえていた。


 つまり、既存の利権構造を墨守して、

自民党が自分と仲間だけを栄えさせて、国家

と民衆を貧困に陥れたことはもはや明白であ

る。


 この国家と国民を悲惨な現状から救済する

ために、自公政権に対する対案を磨きながら、

今は野党だから結果的に予算には介入できな

いが、それに耐えて世論を良導する戦いが今

の立憲民主党の本務である。


 それを理解していたはずの候補者が、

構造的な欠陥のある自民党の政策と予算に関与

したいとは、呆れた話である。

ただの利権政治に参加したいという政治屋候補

ではないか。


【転載終了】

**********************


 「れいわ」は正統保守派だと思うのです

が、その保守派が共産党と並ぶ健全野党と

いうのも日本の歪んだ政治構造を感じます

ね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000