閣僚が次々造反・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■閣僚が次々造反 安倍政権は「麻生辞任」が終わりの始まり

  2018年4月22日


 まさに政権末期だ。

次々にスキャンダルが押し寄せている

安倍政権。

末期的なのは、閣僚たちが半ば公然と

“造反”し始めていることだ。

閣僚をコントロールできなくなったら、

政権の終わりは近い。


 アベ1強が続いた、この5年間、閣僚が

安倍首相に逆らうことは皆無だった。

独裁者に恨まれたら、どんな仕打ちを

されるか分からないと怯えたからだろう。

ところが、ここにきて空気が一変している。

安倍首相が困ると承知しながら、

自分の考えに従って行動し始めているのだ。


 そもそも、モリカケ疑惑が再びここまで

大きくなったのは、斎藤健農水大臣が

「省内に残っていた」と、愛媛県の職員が

作った「備忘録」を公表したことが発端で

ある。

愛媛県と今治市の職員が、柳瀬唯夫

秘書官(現・経産審議官)と官邸で面会し、

柳瀬秘書官が「これは首相案件」と明言

したことを証明する文書である。

愛媛県の職員が農水省の官僚に手渡して

いた。


 20日は、林芳正文科大臣が「文科省に

あった」と「内部文書」を公表。

こちらは、愛媛県と今治市の職員が官邸を

訪問した当日、内閣府から文科省にメール

されたもの。

「本日15時から柳瀬総理秘書官とも面会

するようです」と具体的に記されていた。


 農相と文科相の2人が「内部文書」を公表

したことで、もはや柳瀬審議官が

「会ったことはない」と嘘をつき続けるのは

不可能となった。


 さらに、野田聖子総務相は、財務省の

福田淳一次官のセクハラについて、

「メディアで働いている女性の生の声を

聞きたい」と、近々、セクハラ被害の実態

を聞く場を設けると発表した。

総務大臣が女性記者と懇談すれば、また

セクハラ問題が話題になるのは間違いない。


 「安倍首相は内心、農相、文科相、総務相

の3人に対してはらわたが煮えくり返ってい

るはずです。3人とも、わざわざ騒動を大きく

して、結果的に安倍首相に打撃を与えていま

すからね。閣僚への抑えが利かなくなるのは、

政権末期の特徴です。アベ1強が続いていた

ら、農相も文科相も内部文書を公表しなかっ

たでしょう。ポイントは、3人とも、もともと安倍

首相とは“敵対関係”にあることです。安倍

首相本人は、うまく取り込んだつもりだったの

でしょうが、完全に裏目に出ています」

(政治評論家・山口朝雄氏)


■麻生財務相は連休後に辞任か


 いま「いつ安倍首相を見放すのか」と注目

されているのが麻生財務相だ。

第2派閥を率いる麻生財務相が安倍首相に

見切りをつけたら、安倍政権は完全に終わり

だ。


 「意外にスジを通すタイプの麻生さんは、

閣内にいるうちは安倍首相を支え続ける

でしょう。でも、閣内を離れたら、もう義理は

ない。問題は、いつ財務大臣を辞めるのか

です。タイミングは、公文書の改ざんについて、

財務省の調査がまとまり、誰を処分するか

決まった時でしょう。調査結果と処分を発表

する時、麻生さんは『トップの私が責任を取る』

と辞任するつもりでしょう。時期は、連休明け

だとみられています。検察の捜査も連休後に

決着するとみられています。麻生さんが辞め

る時が、安倍政権の終わりの始まりになるの

ではないか」(自民党事情通)


 政権が弱体化したら、この先、閣僚の“造反”

が、さらに増える可能性が高い。

“造反”が続けば、さらに政権が弱体化していく。

安倍政権の終わりが近づいている。


【転載終了】

***********************


 やはり、6月がポイントになりますかね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

0コメント

  • 1000 / 1000