安倍政権“渦中の人物”が続々と米訪問の怪・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■まるで卒業旅行…安倍政権“渦中の人物”が続々と米訪問の怪

  2018年4月24日


 モリカケ、日報、セクハラ、暴言……。

問題の渦中にある人物が、同時期に相次い

で米国を訪問している。


 まずは17日、日米首脳会談のため、

安倍首相が昭恵夫人を伴って訪米。

加計問題のキーマンとして、野党が証人

喚問を求めている柳瀬唯夫経済産業審

議官(元首相秘書官)も同行している。


 財務省の福田次官がセクハラ疑惑で辞任

した翌日の19日には、麻生財務相がG20

出席のためワシントンに出発した。


 「国税庁長官に続いて、財務次官まで辞任

する異常事態なのに、大臣が日本を不在に

する感覚が信じられません。それに、森友

問題で公文書改ざんが発覚したため、3月に

アルゼンチンで開かれたG20は直前に出席

を取りやめた。今回も無理に行く理由はなく、

足元の問題収拾を図るべきなのに、議運理事

会での了承を得ないまま訪米してしまった。

日本にいると矢面に立たされるので、逃げ出し

たようなものです。その直後、小野寺防衛相

も国会の了承を得ずに訪米してしまいました」

(野党国対関係者)


 小野寺大臣はマティス国防長官と会談する

ため、20日に成田空港を出発。日報問題に

加え、現役の自衛隊幹部が国会議員に

「国民の敵」と罵声を浴びせるという文民統制

を揺るがす事態が発覚したばかりなのに、

問題を放置してワシントンに行ってしまった。 


 野党が小野寺大臣の訪米に反対している

ことを受け、菅官房長官は19日午後の会見

で、「北朝鮮の核・ミサイルは、これまでになく

差し迫った重大な脅威となるなど、我が国を

取り巻く安全保障環境は極めて厳しい状況

だから、マティス米国防長官と会談し、日米

同盟の抑止力の強化を図ることが重要だ」と、

訪米の意義を強調していた。


 そんな最中、北朝鮮が「核実験も中距離

弾道ミサイルの発射も中止する」と発表。

菅長官が説明した小野寺大臣の出張理由

は出任せだったということになる。

一体、何をしに行ったのか。

問題人物がこぞって米国に卒業旅行か。


 「これだけ問題が噴出すると、安倍政権が

米国から相当なプレッシャーを受けている

のは間違いない。説明を求められている

可能性もあるし、不利な条件交渉になっても、

お伺いを立てに行かなければならないのかも

しれません。内政がこんなにグチャグチャに

なっても、安倍政権は結局、米国に頼るしか

ないのだと、諸外国からも足元を見られている。

この政権を一刻も早く終わらせないと、国益を

損じる一方です」

(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)


 麻生大臣は22日、成田空港に帰国。

進退などについて記者から質問が飛んだが、

無言で空港を後にした。

思い詰めた表情だったのは、“飼い主”の

米国にお別れの挨拶をしてきたからか。

安倍政権は、手仕舞いに入りつつあるように

見える。


【転載終了】

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 国民にとっては、内閣総辞職が一番

いいのですが、諸々の事情(安倍首相の)

で、解散総選挙に打って出る可能性も考え

られます。


 安倍首相の最終手段は、解散総選挙で

勝って、総裁3選狙いというところででしょう

かね?


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時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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