ますます怪しいプーチン氏の精神状態
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■ウクライナ侵攻11カ月、ロシア正教とも
亀裂か・・・ますます怪しいプーチン氏の
精神状態
公開日:2023/01/26
最後の沐浴は2021年(氷点下のトベリ州
の湖で沐浴するロシアのプーチン大統領)
/(C)タス=共同
「プーチンの戦争」が始まってから11カ月
が過ぎた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は徹底抗戦
の構えを崩しておらず、無謀な侵略に終止符
を打てるのはロシアのプーチン大統領にほか
ならない。
だが、その精神状態はいよいよ危ぶまれてい
る。
タフな指導者を売りにしてきたプーチン氏
は釣り、乗馬、狩猟などさまざまなシーンで
マッチョな肉体を誇示。
「強い男」をアピールし、求心力を高めてき
た。
真偽は怪しいが、野生のアムールトラに襲わ
れたカメラマンを救出するため、素手で野獣
を倒したとも喧伝されている。
そうしたプロパガンダの中でも重要なのが、
ロシア正教の「神現祭」(主の洗礼祭)だ。
キリストが洗礼を受けたとされる日にあわせ、
毎年1月中旬に各地で信者らが極寒の海や川
で沐浴する伝統行事。
敬虔な信者として知られるプーチン氏も
氷点下20度を下回る屋外で聖水に漬かり、
その姿は毎年テレビで流されていた。
それが、ウクライナ侵攻の前年を最後に
パッタリ。
今年もプーチン氏の沐浴は報じられなかった。
ロシア正教との持ちつ持たれつの関係に、
ついに亀裂が生じたのか。
「ロシア正教会最高位のキリル総主教は昨年
10月、70歳を迎えたプーチン氏を称賛し、健康
を祈るよう聖職者に呼びかけた。侵攻を支持す
る姿勢に表向きの変化はありません。ソビエト
時代の無神論によって迫害されたロシア正教は、
プーチン体制下で息を吹き返した。その見返り
としてお墨付きを得たプーチン氏は、皇帝の
ごとく振る舞ってきた。互いに政治的に利用し
あってきたわけですが、もともとプーチン氏の
やり方に眉をひそめる高位聖職者は少なくなく、
侵攻への批判もくすぶっている。体調不安に
よる判断力の低下を疑われるプーチン氏は、心
のよりどころでもある宗教にも見放され、平常
心を失いつつあるともみられています」
(外交関係者)
■強まる「死なばもろとも」
筑波大名誉教授の中村逸郎氏(ロシア政治)
もこう言う。
「プーチン氏はキーウ攻略を諦めてはいない。
地獄行きの運命を悟り、道連れとばかりにト
ンデモない行動に出る可能性は否定できませ
ん」
心身ともにむしばまれ、異様な歴史観に取り
つかれた独裁者の脳裏にあるのは、まさか
「死なばもろとも」なのか。
【転載終了】
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元々の傲慢な性格がウクライナ戦争
で思い通りにいかない苛立ちがあるの
でしょう。
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