大谷残留は「トラウト配置転換」が決め手
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■大谷残留は「トラウト配置転換」が
決め手
エ軍は一塁コンバート説得で主砲万全状態に
公開日:2023/02/17
大谷の打撃を食い入るように見つめる
トラウト(左奥)/(C)共同通信社
「ショウヘイを引き留めるためなら、
できる限りのことをするつもりだ」
エンゼルスの主砲マイク・トラウト(31)
が日本時間16日、今オフFAになる大谷翔平
(28)の残留を熱望した。
大谷がリアル二刀流に定着した2021年
以来、共にエ軍の中心を担ってきただけに
「彼(大谷)とは素晴らしい関係を築いて
きた。アナハイムに残ることが正しいこと
だと考えるなら、そうすべきだし、そうで
ないと感じるなら、ショウヘイが残留する
ように自分が全力を尽くす」と訴えた。
エンゼルスは14年を最後に8年連続で
ポストシーズンから遠ざかっている。
この間、トラウトは2度(14、16、19年)
もア・リーグMVPに選出されながら、
チームとしては苦汁をなめ続けた。
リーグ優勝、ワールドシリーズ制覇は
大谷抜きには不可能だとみているのだろ
う。
エ軍の主砲が、唯一無二の存在である
二刀流の流出を阻止したいと考えるのは
当然のことだが、大谷の残留は、
そのトラウトの配置転換にもかかってい
る。
メジャーを代表するクラッチヒッター
も、ここ数年は度重なる故障に苦しみ、
過去2年間は欠場も少なくなかった。
長打力と中堅の守備範囲の広さは健在と
はいえ、唯一のウイークポイントは弱肩
だ。
トラウトのフィジカルは大谷の去就と
あわせてエ軍の懸案事項の一つ。
実際、昨年のキャンプ直前に
マドン前監督が主砲の守備の負担を減ら
そうと中堅から右翼へのコンバートを
打診したが、
本人は「まったく考えたこともない」と
拒否。
中堅を守り続けた結果、7月に左胸郭の
炎症でIL入りした。
エ軍には二刀流の大谷がいるため、
トラウトをDHで起用できない。
球団は将来的にトラウトの一塁への
配置転換を検討しているという。
大谷が切望する「ヒリヒリする9月」を
過ごし、ポストシーズンを迎えるには、
自身のパフォーマンスはもちろん、
主砲が万全な状態でなければならない。
今オフ、ミナシアンGMは大谷との
残留交渉に加え、主砲の説得にも奔走し
そうだ。
2年連続で開幕投手を務める大谷は
日本時間17日の練習前に会見し、自身の
去就に関して「このチームで優勝したい
なという気持ち」と話した。
【転載終了】
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大谷はアナハイムに残留する確率が
高そうですね。
実際、大谷引き留めのために、補強
に力を入れていますし、年俸70億円
(10年700億円:予想)もあり得そう
ですから。
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