岸田政権「子ども予算倍増」の驚愕ヘリクツ・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■岸田政権「子ども予算倍増」の驚愕

 ヘリクツ・・・

 官房副長官「出生率上がれば実現」

 発言の仰天

 公開日:2023/02/24 


ある意味“異次元”の発想

(木原誠二官房副長官)/(C)共同通信社

 

 「出生率が上がってくれば『倍増』できる」

──。

岸田首相が最重要政策に掲げる

「子ども予算倍増」をめぐり、最側近である

木原官房副長官の“異次元発言”が物議を醸し

ている。


 問題となっているのは、21日放送の

BS日テレ「深層NEWS」での発言。

子ども予算倍増について、木原氏は

「(子ども関連政策で)まず何をやるかとい

うラインアップが見えた後、それがものすご

く有効な手だてだとすると、倍増はものすご

く早く実現できます」などと説明。

こう続けた。


 「子ども予算というのは、子どもが増えれば、

それに応じて予算は増えていくということにな

ります。したがって、出生率がもしV字回復し

て本当に上がってくれば、割と早いタイミング

で倍増が実現されるし、効果がなければ、倍増

といっても、いつまで経っても実は(倍増)で

きない」


■自民党からも不信感


「倍増」「倍増」と掛け声は立派だが・・・

(子育て支援施設を視察する岸田首相=

代表撮影)


 ん? 出生率が上がる結果として子ども予算

が倍増する?

少子化という「待ったなしの先送りの許され

ない課題」(岸田首相)を何とかするための

予算倍増じゃないのか。


 ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「岸田首相は後に打ち消しましたが、子ども

予算を含む『家族関係社会支出』をGDP比

2%から倍増すると明言しました。官房副長

官はじめ側近は『総理が間違っていた』とは

言えず、さまざまに言い繕っているのでしょ

う。統一地方選を前に財源などの核心部分に

触れてほしくないがゆえに、苦しい言い訳に

終始しているのだと思います」


 案の定、木原氏の発言はツイッター上で

〈出生率を上げるために、投資として予算を

増やすことが必要なのに〉〈屁理屈大喜利か〉

などと大炎上。


 身内である自民党の三原じゅん子参院議員

も自身のツイッターで

〈え?「予算倍増」ってそういう意味で使っ

てたの?〉と不信感をあらわにした。


 岸田首相は総裁選から現在に至るまで、

子ども予算について「思い切って倍増してい

かなければならない」(2021年9月)、

「将来的に倍増を目指していきたい」

(昨年1月)、「6月の骨太方針までに倍増

に向けた大枠を提示します」(今年1月)

──と掛け声は立派。

しかし、「やるやる」と繰り返すだけで、

具体的な中身はいまだ不明だ。


 「倍増」だけが独り歩きし、明らかになっ

たのは「子どもが増える結果としての倍増」

という詐欺的なオチ。

いかに岸田首相が少子化対策に取り組む気の

ないことか。


【転載終了】

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 政界のルフイと言われる森喜朗氏の

命を受ける、やるやる政権ですか。


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